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2018年01月17日(水) ■ |
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それって、チロリン村に失礼だよ |
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夕食に鍋を囲みながら、私の仕事の話をしている時だったかな。 「どうして、こんなことが出来ないの?」とか、 「えっ、それって他のまちではやってるよ」とか言われ、 ムッとしながらも、うまく言い返せなくて、ついつい 「どうせ、チロリン村だから」と口にしたら、またまた突っ込まれた。 「それって、チロリン村に失礼だよ」 そう言えば、私たち地方の行政職員って、仕事がうまく進まなかったり、 問題解決に広い視点で考えられなかった時など、自分のまちを卑下して 「どうせ、チロリン村だから」と言うことがある。 (この例えも、私だけだったら、すみません(汗)) よく考えると、その「チロリン村」について、私たちは何も知らない。 調べてみると「チロリン村」は、1956年から1964年まで、 NHKで放送されていた「チロリン村とくるみの木」の人形劇だった。 お馴染みの「ひよっこりひょうたん島」や「プリンプリン物語」の原型、 そう評価してもいいほどの名作は、黒柳徹子さんら多くのキャストで構成され、 どうして「チロリン村」という単語だけが一人歩きしているのか、 正直、私にも分からない。 「ピーナッツのピー子」「タマネギのトン平」「クルミのクル子」などの 果物や野菜を擬人化したキャラクターと「もぐらのモグモグ」 「ねずみのタコチュー」などの小動物が暮らしているチロリン村、 そこで起こる珍騒動の数々が「チロリン村」のイメージを膨らませて 大きな都市では起こりえない騒動が起きることの例えとして 「チロリン村」と呼んでいるのかもしれない。 そう考えたら確かに「チロリン村に失礼」だよなぁ。
P.S. まさか・・サイコロ賭博の「チンチロリン」から派生して 「チロリン村」じゃないよね。(汗)
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