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2017年07月08日(土)
「制限」の中に「自由」を探す楽しみ方

最近、柿田川について、多くの方と話す機会が増えている。
どの方も「柿田川」という資源をどう扱うべきか、
(なぜか)私に、訴えかけてくる人が多くて嬉しい。(笑)
「自然保護・保全のために手を付けない方がいい」
「観光資源として、もっともっと活用すべきだ」
どちらも極端すぎて、やや違和感があるのも事実だ。
「護るところは護る」「活用できるところは活用する」
そんな中途半端な・・と思うかもしれないが、
ほぼ毎日、写真・動画を撮影している私が感じることは、
「活用に制限」があるからこそ楽しい、と思う。
「いつでも、どこでも、誰でも入っていい」という自由でなく、
「いつでも、どこでも、誰でも入れないからこそ」の楽しみ方、
それを模索していると言ってもいい。
長い歴史を持つ、俳句や短歌、川柳、都々逸のように、
字数という「制限」があるからこそ、その中で表現しようとする、
その楽しみ方と、似ている気がする。
文字遊びとして「折り句」(あいうえお作文)や「はめ字文」など、
制限があればあるほど、人は夢中になる。
そう言った意味では「『制限』の中に『自由』を探す楽しみ方」、
今の私の心境にピッタリしたフレーズだよなぁ。