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2017年07月06日(木) ■ |
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施設に愛着を感じてくれ、リピーターが多いんです |
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土日などの休日、近隣市町のヒジターセンター見学をしている。 話を伺ったのは「環境省・田貫湖ふれあい自然塾」(富士宮市) チーフインタープリター・通称「チョビ髭」こと、小野塾長。 彼のアドバイスは「建物を建ててからこうしよう、ではなく、 こういうものを見せたいから、こういう建物」という視点。 「施設に愛着を感じてくれ、リピーターが多いんです」 嬉しそうに語った後「場があるからなんです」と纏めた。 「環境共生型」の施設らしく「建物が地味すぎて目立たない」と これまた困ったようにしながらも、楽しそうだった。 注目は、この施設の大事にしているステップ。 「自然の価値に気付く」「自然の理解を深める」 そして「人の暮らしと自然のかかわりを知る」を説明してくれた。 一言でいえば「環境教育」を通しての「意識改革」のようだ。 「ターゲットは、次世代を担う子どもだけではない」と言い、 「子育ては親の影響が大きい。親子で参加できるプログラムを」と ソフト事業の充実を訴えていた。 とにかく愛着を感じるためには、そこに触れる回数以外ない。 年に1度、月に1度、1週間に1度、そして毎日・・・。 良きにつけ、悪きにつけ、関わっている頻度が愛着に繋がる。 そう教えられた気がして、ハッとさせられた。
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