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2017年06月27日(火) ■ |
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似顔絵描くの、すごく難しい顔してます。 |
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映画「東京オアシス」(松本佳奈・中村佳代監督)から。 知らない間に、30分が過ぎてしまう・・そんなストーリー。 「僕は悪い人かもしれませんよ」と呟く加瀬亮さんに、 小林聡美さんが明るく言い返す。 「こんなにたくさんのレタスの段ボールを積んだ人に、 悪い人はいませんよ」 あれっ、映画「かもめ食堂」の「ガッチャマンの歌を 完璧に覚えている人で、悪い人はいませんからね」と同じ?と メモを取っていて、思わず笑いが・・。 今回選んだ一言は、まったり流れる場面が続く中で、 撮影現場から逃げ出した女優トウコ役の小林さんに対して 動物園で出会った、(たぶん美大を)5浪している女性の台詞。 「似顔絵描くの、すごく難しい顔してます。 ここがポイントだっていう部分がないんです。 だからって、印象が薄いってわけじゃないし・・ なんというか、捉えどころがないんですよね」 さすが美大受験生、常に絵の対象になってしまう観察力が、 私を驚かせた。 でも、なんでも「気になる一言」の対象にしてしまうから、 驚かれたことがある。 いい映画なんだけど、あまり印象に残らないってことも、 それと同じ感覚なのかなぁ。
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