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2017年05月28日(日) ■ |
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僕は気付いた。ウソは身を滅ぼす |
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映画「フライト」(ロバート・ゼメキス監督)から。 主人公のパイロットが、アルコールを飲んで操縦しても、 旅客機墜落の危機を「背面飛行」という離れ業で乗り越え、 多くの乗客の命を救った。 このことが、犯罪者か英雄か、と問われる展開かと思いきや、 意外と、良心・ウソや神などにスポットが当たり、 監督がこの作品を通じて、私たちに何を伝えたかったのか、 ちょっとわかりにくかった。 気になる一言は「アル中をなおす人たちが集まる集会」で、 前に出て体験発表していた男性の発言メモ。 「ここに、アルコール中毒の人は?」(主人公以外は挙手) 「それを確認することが大切です。 それによって、本当の自分を自覚する。ウソをつくほど、 僕の人生はどんどんウソで塗り固められた。 僕は気付いた。ウソは身を滅ぼす、 ウソつきはここにいられない」と熱弁したシーンから。 そして、ラストシーン。 「まるで生涯のウソをつき切ったみたいだった。 それ以上、ウソはつけなかった」というように 「ウソ」という単語が飛びかったから、 「良心の呵責に耐えかねて」がピッタリの映画だった。
P.S. 作品冒頭、主人公の動きが気になった。 「スマホにかかって来た電話がうまくとれないシーン」 (搭乗しようとして)「タラップにつまずくシーン」 こんなことを、メモする私も私だけど・・。(汗)
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