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2017年05月24日(水) ■ |
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そんなことはありえないということがありえるのが団地でしょ? |
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映画「団地」(阪本順治監督)から。 舞台が「団地」であることには間違いないが、 タイトルに「団地」とつけるくらいだから、何かある・・ そんな気持ちで観たからか、団地の定義が面白かった。 「団地っておもろいなぁ。噂のコインロッカーや」 「そんなことはありえないということがありえるのが団地でしょ?」 自宅に住んでいる私にとって、あり得ないことだらけの事件も、 もしかしたら、団地なら起こるかもしれない、と思わせてしまう、 そのイメージが笑える。それも、関西の 団地。(笑) 冒頭BGMとして流れるラジオ番組「浜村淳の『人生はサバイバルだ』」 その中でも「まずは、先週から始まりました 『我慢せんと相談しなはれ』のコーナーです」のフレーズが耳に残る。 同じ団地、同じ棟に住む人たちは、団結力が近いのか、 常に、誰がどうした・・という情報が飛び交う場所であり、 それは真実、それはウソ、というデータに基づいた判断はされず、 好き、嫌い、面白そう、つまらなそう程度の感情に左右されるデータで 奥様方の噂にのぼる。(らしい) また、ストーリーとはあまり関係なさそうであるうえ、 しつこいくらいに挟まれる、ありえないような言葉遊びが、 どんな意味をもつのか、最後までわからずじまいだった。 あり得ない「言葉の間違い」も、団地ならあり得るのかもなぁ。
P.S. ごぶがりです。(ごぶさたです)・効果きしめんです。(てきめんです) 放っておくと、泥酔状態で。(脱水状態で) 心臓にヘルスメーターが入っているんです。(ペースメーカーやろ?) 誰かついてきたら、うまくしばいてください。(さばいてください) 人生はサバイバルだ。(人生はサバンナだあ〜)
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