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2017年02月18日(土) ■ |
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初めて原作を読んだあの日から28年 |
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今話題の映画「沈黙 サイレンス」の映画監督 「マーティン・スコセッシ」氏のコメントが、 映画パンフレットをはじめ、予告編の動画に登場している。 「初めて原作を読んだあの日から28年。 ずっとこの作品のことを考えてきました。」と。 なぜか、反応してしまったのは「28年」という時間の単位。 私が大切に思う「柿田川」の湧水は、諸説あれど、 現在は「富士山に降った雪や雨が地中に染み込み、 約40キロの距離を28年間の歳月をかけてゆっくりの流れ、 ここ清水町の柿田川で地上に湧くんです」と説明しているから、 この「28年間」構想を練っていた、とコメントする監督と、 「柿田川の流れ」が妙にダブって感じられた。 「やっと地上に顔を出した水」と「作品として公開された映画」 どちらも、世界に認められた存在になるに違いない。 共通は「神が作らせた作品」なのかもしれないなぁ。
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