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2017年02月08日(水) ■ |
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判断基準を満たさない企業活動は行わない |
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内外情勢調査会主催(2月全国懇談会) 講師「小林喜光」氏(経済同友会・代表幹事) 演題「Japan2.0 最適化社会に向けて」から。 講演中、何度も口にした「最適化」。 以前のような「集中・分散」の繰り返しでは、 今の日本の課題解決できず、これからは「最適化」と強調した。 辞書によれば「最適化」とは「実行環境に応じて、 最大の処理性能を発揮できるようにプログラムやデータの形式を 調整すること。(効率的にアクセスできるようにする) 無駄を省いて最高の結果を出せるように調整すること」であり、 代表取締会長を務める「三菱ケミカルホールディングス」は、 「3つの判断基準(criteria)を制定」したことを紹介していた。 ・Sustainability(環境・資源)・Health(健康)・Comfort(快適性) 私が注目したのは、この判断基準よりも、 「判断基準を満たさない企業活動は行わない」ということ。 その判断に迷いはなく、徹底した「断捨離」が行われただろう。 新規の事業も、既存の事業も、基準を順守し、ぶれない判断力。 それが、企業イメージを作り、ブランド化されていくに違いない。 「お付き合いで・・」とか「仕方なく・・」ではなく、 戦略として「判断基準を満たさない企業活動は行わない」は、 インパクトがあった。今後の判断基準の参考にしたい。
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