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| 2009年06月05日(金) ■ |
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| 月あり、酒あり、友あり |
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書籍「戦略経営者」(TKC刊)の巻頭、 「漢詩のこころ」のコーナーからの、気になる一言。 「月・酒・友」と題する詩が紹介されていた。 唐・李白「友人と会宿す」と書かれていたが、 どちらがタイトルなのか、知識不足でわからない。(汗) 友人と山中で同宿し、月明かりのもとで共に酒を飲んだ、 という詩であるが、妙に心に響いた。 月あり、酒あり、友あり、三拍子が揃って、 李白の真骨頂を伝えている、と解説されていた。 わかる、わかる・・・と思わずメモをした。 もう50歳を超えると、あまり多くのものを望まなくなる。 では、なにが必要か?と考えてみれば「月・酒・友」。 もう家族ではいかなくなった、キャンプのテントを使い、 星でも眺めながら、親友たちと、美味い酒を飲み、 それぞれの歩いてきた人生をしみじみ語っちゃう・・なんて、 ちょっとした男の哀愁を感じるねぇ。 さすが、李白。今頃になって、彼の良さがわかってきた。
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