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| 2009年05月17日(日) ■ |
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| 傀儡とは言いたくないが |
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読者の皆さん「傀儡」が読めるだろうか?、またその意味は? 産經新聞、一面で見つけた、私にとっての難解漢字である。 読みは「かいらい」。意味は辞書によると「あやつり人形。くぐつ。でく。 自分の意志や主義を表さず、他人の言いなりに動いて利用されている者。 でくの坊。」 政治部長、乾正人さんが書いた「鳩山代表に思う」という記事のタイトルは、 恥ずかしい話だけど、内容よりも「なんて読むんだろう?」と首をひねり、 「かいらい」とひらがなでメモをした。 その意味を知り、民主党代表選挙を振り返ると、なるほどと納得したのだが、 ちょっと、私たち、小市民には難しすぎる単語のような気がする。 単に「『あやつり人形』とは言いたくないが」では、ダメだろうか。 読めても書けない漢字なら、まだ救いがあるけれど、 音として読めないのでは、探す手だてが少なくなくなってしまうから。 今回は、文中に使用され、ルビがふってあったから読むことはできたけれど、 ほとんどの人は、そのまま読み飛ばして、その意味を調べる人は少ないはず。 大切なことは、記事を読んでもらうことであるのなら、 もう少しだけ、読者の視点で「単語」を使い分けて欲しい、と感じた。 「民主党には、傀儡政権にならないことを望みたい」 いつの日か、こんな記事を、目にすることになるのだろうか。(汗)
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