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| 2008年09月24日(水) ■ |
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| 夫は、納棺師なんです |
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映画「おくりびと」(滝田洋二郎監督)から。(お言葉に甘えて・・) 久しぶりに、自然と目が潤む作品と出逢った。 自分が夢だと信じていたものはたぶん夢ではなかった、と呟き、 一体、自分は何を試されているんだろう?と悩み、 友人知人には「もっとマシな仕事つけや」と叱られた主人公。 終いには、愛する妻にまで「こんな仕事しているなんて・・」 「今すぐやめて、お願い」「さわらないで汚らわしい」と嫌われる。 こんな辛いことはないだろう、と思った。 それでも、遺族からの感謝の言葉を支えに、妻と別居してでも この「納棺師」という仕事を続けてきた彼にとって、 物語の終盤、手荒く遺体を扱う葬儀屋に向かって、 妻が口にした「夫は、納棺師なんです」は、最高の喜びであったろう なぜか、私の心も、この台詞に揺さぶられた。 夫の仕事に、誇りと尊敬の念を持った台詞だったから。 もし仮に、巷で「地方公務員」という職業がけなされた時、 私の妻は「夫は、地方公務員なんです」と毅然とした態度で、 口にしてくれるだろうか。とても気になるところである。 そう言われるよう、日々努力が必要なのかもしれないな。
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