2002年03月30日(土)
走り書き。 手紙飛ばし 2(?)
んでもって走り書きの続きれっつらごー。
またすみれはチラシで何やら折っている。そのまま折るのではなく、正方形になるように折り目をつけて切ってから、折っている。 「ちょっと目離してる隙に、すみれがどっかから手紙見つけたみたいで。なんかやってるなと思ってたら、書いてたとは……」 居心地悪そうに伊里(いり)が説明する。 「ふーん。こんなのを伊里が書くとはねぇ。意外や意外」 「別に、誰かに宛てて書いたわけじゃないからな。前に友人関係で揉めたことがあって、そのときに」 「あぁ。そんなことあったとか言ってたっけ」 「この部屋に引越して手紙のことなんか忘れてたし。だからすみれが持ってるのに気づいたときは冗談抜きで心臓止まるかと思ったなー」 苦笑いして、それにしてもと紙飛行機だったものを手に取る。 「これ、かなり要約してあるぞ」 「え?」 伊里が机の引き出しにしまったその手紙を取り出して、ほらと見せる。 「あ、ほんとだ。しかも表現が上品になってない?」 「っつーかこの書き殴り文字をよくすみれが解読できたかって思わないか」 「字の汚さは変わってないね、伊里」 「余計なお世話だ。で、どう思う」 できたぁー!と、すみれが折り終えたらしく声を上げた。
時間の都合上(別に深い意味は無し)その内、また。(笑)
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