女房様とお呼びっ!
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2004年12月01日(水) |
2004年を振り返る 【後編】 |
秋を迎えても、リバイバルムーブメントは続く。 3年程前ネットのみで交流のあったかたから、再びメールが舞い込んだ。 もっとも、当時交わされた情報はおよそ色事からは遠く、半ば身の上相談に成り果てて、 やがて、「身辺が慌しくなったので、しばらくSMから離れます」 と連絡があったきりになっていたM魚である。
どうにか落ち着いた今にして、ふと思い出したふうだったが、この彼が、 丁度その頃、さるオープンチャットで再々見かけるM魚と符合するのに思い当たる。 訊けば同一であることが判明、なるほど。 聞くまでもなく、再び熱が戻っているのだろう。
その勢いを駆って、先のメールが着信した数日後には、はるばる飛行機に乗ってお越しになった。 が、対面してもなお、話題は彼の愚痴だか相談だかに終わってしまって、 結局、何も起きてない。
◇
その彼と同時期に知り合ったM魚がいる。 この魚とは、ほどなく対面して以降、盆暮れに連絡が来て会う関係が続いてるのだが、 3年経ってようやくというか今更というか、プレイしてみた。 別にこれまでお預けを喰わしてたワケじゃなくて、ほとんど成行きで(笑。
てのも、昨年末に忘年会よろしく飲んだ勢いで、 「来年こそは、鞭もて参りましょう」と約束したのを果たしただけだ。 もっとも、義理でそうしたのではなくて、これはもぅノリと言うべきか。 恐らくは彼の長所でもあり、短所でもある’軽み’に乗せられた感。 もちろん、こっちも乗っちゃう程度に、その軽みを面白がっているので、おあいこだ。
プレイ自体はそこそこ楽しかったが、しかし、 初対面(ないしはそれに近い時期)でインスピレーションが湧かなかった相手というのは、 時間を置いてもやはりそれなりだなぁ…と、改めて気付く。
結局、これまで会っては飲んで馬鹿話散らかすの延長になってしまった。 お互いにテンションが続かなくて、間欠的に行為をつないでいくみたいな。 インターバルには、やっぱり下らないネタでとっちらかってしまうし。 男友達と夜っぴきで酒飲んで、ついでにヤっとく?みたいな感じ(笑。 ま、それはそれで愉快だったから、ヨシとしよう。
ちなみに、私たちがしかるべき関係に至らなかったのは、彼が「癒したい系」だったからだ。 今にして、「あの頃は特にそうでしたね…」と回想しながら、 「でも、ほっとけない感じの女性には、やっぱ弱いっすねー」と苦笑する彼。 つくづく因果なM魚である。 この先も、私たちがその意味で添うことはなさそうだ。
◇
さて、現在。 ヤるかヤらないかの微妙な線上のかたとご縁が続いている。 このかたも、オープンチャットで知り合って、お声がけ頂いた経緯。
夏の終わりだったか、 「リアルでSMの話がしたい、出来ればその延長線上でプレイの可能性も探っていきたい」 とのご提案を受ける。
ただ、この彼も、春先にお目にかかったかたと同様、 さして密に会話を交わした憶えがなく、なんで私なんだ?と訝しく思ったものだ。 対面後、その疑問をぶつけたところ、弊頁をご覧になったのも一要因とか。 なるほど、こんな細々運営しているHPでも、瓢箪からコマ出すことがあるらしい。
以来、二度ほどご一緒しているが、次の手を出しあぐねている状況だ。 現在進行中のこととて詳細は伏すが、つまりは、この状況をもって、 昨今ウダウダ考えたり、ここに駄文を掲げていたような次第。
◇
ときに、前述の、ノリでプレイした折のこと。 端からバカ話しかしてこなかったので、ヤろうと言ったものの、 まるでプランが思いつかず、とりあえず一通りの道具をえっちら担いで行く。 その重みが存外堪えて、あぁこれが、釣れなく・釣らなくなった原因かなぁと思い当たった。
要は、自分が思う以上に、心身ともの体力が衰えているらしいのだ。 イマドキM魚の堪え性のなさに呆れてばかりいられない、自分だってそうなんだから。 元々が怠け者のうえに、年のせいもあるだろうけど、 前はこんなじゃなかったのになぁと情けなかった。
いつからこうなったろう。 初回はダメもと、ダメじゃなくてもS側にあれば割を喰う、 それを承知で、それでも重い鞄を下げてくガッツがなきゃ、新規が釣れようはずもない。 若い頃のようにはいかないだろうけど、ちょびっとは頑張ろうよ、自分。 まだまだ、枯れるわけにはいかない。 海は広いし、魚も絶えてなくならない、はずだ。
◇
というワケで、萎えた釣り根性に喝を入れつつ、まずはここまで。
もっとも、今年はまだひと月残ってるし、 年末ジャンボ大当たり〜みたく劇的な展開があるかもしれず、せいぜい期待してようか。 ただし、宝くじは買わなければ当たらないのが道理。 ふたたび自分に喝〜ッ(笑。
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