女房様とお呼びっ!
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実は、「ホテル5」のあたりは、大体のところしか覚えておりません。 大変申し訳ありませんが、細かいところを覚えていないのです。 記事を拝見して初めて知ったこともございます。 この仕儀で、**様に深い哀しみを与えてしまったことを心よりお詫びします。
しかしながら、これがあったからこそその後があり、現在に至っているということは否めないと感じております。 決して歓迎されることではありませんでしたが、これも私の真の姿であったと受け入れております。 そしてその姿をご覧頂いたことは、二人の関係に新しい要素を加えたものと感じております。
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**様から、お声をかけて頂いたことは覚えております。 お答えした声音が柔らかかったとは知りませんでした。 それは恐らく、平常心を取り戻したからではないかと思われます。 私は立場によって、**様との接し方を変えようとは考えておりませんでした。 例えどうなっても、変わらぬ姿勢を貫こうと決めていたのです。
だからこそ、その後の展開は意外なものでした。 胡座になっていたのは判っておりましたが、いつなったかはまるで覚えておりません。 なぜ判ったのかというのも、**様からベッドの上に上がるようご指示を頂き、初めて判ったようなものです。
この記事を拝見して、非常に驚いたことが何箇所かあります。 そうでしたか。私は「オレ」と申し上げていたのですね。 **様におかれては、さぞかし驚き、残念に思ったことでしょう。 私も大変無念に思っております 。**様にそう申し上げたことは、生涯の痛恨事です。(註※)
この「叫び」も同様です。 **様に何か叫び上げたことは覚えておりますし、大体このような意味であったことも把握しておりますが、 このような表現であったことは初めて知りました。 このような剥き出しの感情を**様に叩きつけたことを、大変に悔いております。
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ここで記事では番外編が入りますが、その感想はまとめを兼ね、最後に綴らせて頂きます。
私は、恋愛と主従は極めて近いが、何処かで違うところがあると考えておりました。 相違点はいくつか挙げられると思いますが、その中の一つに、主従間で喧嘩は起こり得ないと考えていたのです。 つまり、喧嘩が起こるということはお互いが対等の立場に立つと言う事であり、 少なくとも私の中では、主従間では無いはずのことでした。
**様に対し怒りはないつもりだったのですが、 私の心の中にはどろどろとしたものがあり、それは怒りと称しても良いものでした。 その観点から見ても、まさに私は奴隷の座から外れてしまっていたのでしょう。
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「ホテル5」から「6」にかけてを拝読すると、当時の感情が思い出され、 今でも鼻の奥がツンと痛くなります。 哀しさ、苦しさ、辛さ、もどかしさなどですね。 まさに心が割れるような苦しみでした。 ただこれらが私の奥底にあったことは確かなことで、 そこまでにならないとその中身が現れてこないとは、自らの頑迷さに驚くばかりです。
私の姿をご覧になった**様の感想が、「ホテル5」から「6」にかけて綴られております。 それらを拝見した時、胸を衝かれる感じがいたしました。 その心象が、二人の関係を考えていく鍵になっているのかなと考えております。
私の感覚では、まさに醜態と言えるものでした。 しかし**様はそれを受け入れてくださいました。 私の考える奴隷の範囲を完全に逸脱しましたが、**様は許容してくださいました。
大変に感謝すると同時に、 二人の関係がそういうものであるということを、2年半経って初めて気がつきました。
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註※ これは奴の記憶違い 前回私をフった折にも連発(<オレ)してますw;
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