女房様とお呼びっ!
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2004年05月07日(金) イリコの感想文 4

3つの地雷の内2つの件につきましては、当時**様から口頭でご指摘を頂いております。
3つ目の件は記事ではじめて拝見しましたが、某日に差し上げたメールの内容でしょうか。
テキストでご心境を伺うと、口頭でお受けしたものとは違う辛さに苛まれます。

某所でのことについては、当時私も戸惑いを感じました。
それまでが極めてシビアな時間だっただけに、訝しく思ったことも確かです。
そもそも、お店にご一緒させて頂くことはないだろうと考えておりました。
この時のことは鮮明に情景が浮かびますが、実に辛い時間でした。
また、**様にとってもさぞ不愉快であったろうと思われます。

ただ、完全に硬直した私を戻すために鞭を下さったとは、当時は思いつきませんでした。
おかげさまで、私は自制と平静を取り戻すことができました。
そのお心遣いと、もたらされた結果との整合振りに驚きかつ安堵いたしました。

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某日に差し上げたメールで、自罰的な表現が目立ったとのことですが、
決してそのようなつもりはありませんでした。
そのようなことが無いよう心掛けていたつもりだったのですが、筆力が足りず申し訳なく思っております。

この記事の表題は「甘い予断」となっておりますが、**様のお考えが甘かったわけではありません。
このとき私の中で、何かが起こっていたわけでもありません。
私の自壊は、あの日あの時発生したものです。
それまでに差し上げたメールは真情を申し述べたものですし、
**様もお書きになっている通り、前日のメールまではそのようなことはありませんでした。

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10月14日の記事を拝見したとき、私も全身が硬直しました。
その時**様が受けた衝撃は口頭では伺いましたが、このように詳細に綴って頂きますと、
今更ながらに自らが犯したことに慄然といたします。
おっしゃる通りに、私の差し上げるメールは体裁が固定されておりました。
これは決め事を遵守することを好む、そして其処に意味を見るという、私の性質によるものでした。
そのように表記することは、私の**様への忠誠の一環だったのです。

この書式が永遠不変のものと思っていて下さったことは、真にありがたく思っております。
其処までご信用頂いていたとは、光栄の極みです。
書式を変えることについては、私にも躊躇と逡巡がありました。
私にとりまして、無意識にできるほど軽いことではありません。
つまり、意図的に行ったことになります。
というよりは、今までと同じように書くことができなかった、というのが実相でした。

この時点で私の気持ちが、潰えていたわけではありません。
それは、その後もメールをお送りし続けたことでもお分かりかと存じます。
しかしながら書式を変えた時点で、私は心情的に越えてはならない一線を越えてしまっていました。
その後のメールでも書式が戻らなかったのは、そのような理由によります。

そのため、某日某所にご一緒した時の記録を書くのは大変な苦痛でした。
**様の言をお借りすれば、このときの私は「どうにかなっていた」ので、
「どうにもならなくなった」状態でその時の記憶を想起するのは極めて辛いものでした。

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私にとりまして、頂いたメールのお返事を差し上げることは、実に自然なことでした。
嬉々として取り組めたわけではありませんが、
誠実に、今の気持ちを正直にお伝えしようと考えました。
止むに止まれず書式は変わらざるを得ませんでしたが、
頂いたメールに返事をしない、ご連絡を絶つということはまったく意識にありませんでした。

**様との対話というものは、私にとりましていつ如何なる時でも最も重要なことです。
むしろ、黙して去る方が辛いです。
記事を拝見したとき、そちらの方が楽かとお考えでしたので、
どちらかというとそのことに困惑いたしました。


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