女房様とお呼びっ!
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2003年02月10日(月) ワタシがM魚にフられる原因

随分以前に記事した()のだが、私は自分からM魚をフったことがない。
まぁ親密になった数自体少ないので、殊更に言い募る程のことかとも思うけど、
それでもその全てにおいて、逃げられたか、ある日いきなり引導を渡されたか。
つまりは、すっかり相手都合で幕が下ろされ、私の都合は置いてけぼりにされた。

もちろん、関係を結ぶ以前、交渉の段階で断ったことくらいはあるが、
私が辿ったSM関係はお見合いを重ねてはご縁を探す次第なので、これは必然に。
その度自分なりに心を砕いてお断りしたつもりだし、当然、断られたこともある。
っが、ここでもバックレられたことが多い。先に記事したすっぽかされも然り。

ま、お見合いと言えど所詮世を憚る関係なので、しがらみから礼を払う必要もなく、
連絡を先延ばしにしてうやむやにするも、いきなりバックレるもありだとは思う。
けど、些少の関わりでもそうされる側としては、納得しててもグッタリするんだね。
そして親密な関係ならば尚更に、驚くし怒るし、何より激しく落ち込んでしまう。

・・・・・。

そんな話を半ば愚痴めいてS女の友人にしたところ、こう言われた。
「貴女なら、逃げてもフっても大丈夫そうって思われてるんじゃない?」
ナンダソレ?と思わず笑っちゃったけど、そんなこと考えてもみなかったので驚く。
「私だったら、地の底までも追っかけて問い詰めそうじゃん?怖いよぉ?(笑」

ソウダネェとまたも笑って返しつつ、内心、自分のヘタレぶりに思いをいたす。
確かに、逃げられても突然フられても、あぁそうですかと飲み込んでしまってた。
物分りよさげに騒ぎ立てないことを自分に課して、それで自尊をどうにか保った。
要はエエカッコシイなのね。これは別に非常時に限らず、もはや性格的な傾向だ。

当然、この傾向は縁が続いてる間もあるワケで、それが相手の行動を招いたのかしら。
何されても大丈夫そうな印象を与えたか、或いは鷹揚ぶってる足元見られたか(笑
とすれば、自分で自分の首締めてるんだわ。因果応報、誰を恨むわけにいかない。
・・・と相変わらずカッコツケて結ぼうとする自分が嫌だ(笑。もちょっと続けよう。

・・・・・。

改めて言うまでもなく、私は、何されても平気なほどに鈍感でも強くもない。
更に明かせば、人並み以上に恨みがましくあてつけがましい性向も自覚している。
なので、何かされたら、内省よりも先に相手を恨むし、あてつけたくもなる(笑。
だからこそ、それが漏れ出さないように、意識してカッコツケてるというワケだ。

その結果、恨み辛みはともかく、怒りさえ伝えらないヘタレに成り下がった。
いや、相手に表明できないだけで、よそでは愚痴てたりするから全く始末が悪い。
しかし改めて思うに、相手に怒りを伝えてれば、事態はかなり違ってくるはずだ。
適当に怒れないからこそ、恨み辛みが募り、よそで愚痴ることになるのだろう。

・・・・・。

私にとって、M魚との関わりは人間関係そのものだ。関係の如何によらず。
どうせSMの関係だから・・と軽んじることも、流してしまうことも出来ない。
だから、不幸な成り行きが身に降る度に、あれこれと自他を問わずに思考してきた。
それらの考察に私は折々救われたけど、根本的な自省はしてなかったのかもね。

あぁこの歳にもなって恥ずかしいんだけど、今更ながらにそう気づいてしまった。
勿論、これまでの考察が全て間違いだとも思わないが、そこに縋ってもいけない。
改めて自分を見つめる段階が来たらしい。それがココを再開した理由。たぶん(笑
てなワケで、この手の鬱陶しい話題が続くかもしれず。悪しからずごめんなさい。


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