女房様とお呼びっ!
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2003年02月03日(月) |
M魚のすっぽかし事情 #1 |
またもワタクシ、M魚にすっぽかされまちた。 ええ、初めての事じゃありません。しくしくしくしく。
心優しい皆さまには、ふつーの男女間ならいざしらず、 M魚がS女をすっぽかすなんて!?とお思いでしょうか? かりそめとはいえ、互いに対面に合意した時点からS/Mという位置関係があり、 それでなくても、需給バランスが極端に悪いS女売り手市場にあって、 買い手たるM魚がみすみす機会を放棄するなんてことがあるのか?!
◇
いえいえいえいえ、それがあるんですねぇ。というか。 テレクラ遊びなんぞで長年男女間の危うい橋を渡ってきた私が実感するに、 すっぽかし率はM魚のほうが高いように思うんです。
もっともこれには、私の側の「M魚とのアポには誠実にあろう」という方針 (つまり、ふつーの男には不実な対応をしたこともあったってことですね、笑) も絡んで、結果そうなっているワケですが、だからこそダメージはデカイです。 まぁ、自分勝手に空回りする己の能天気にも呆れるばかりなんですけど。
で、せめて自分を納得させようと縋る結論はいつも 「こうやって罰が当たってるのね、ワタシ」ってのがせいぜいなんですが、 改めて考えてみれば、色々と原因があるような気がします。
◇
その彼を見初めたきっかけは、久々に訪ねたfemdom系のオープンチャット。 発言のひとつひとつが微妙に的を外してて、私にはたまらなく魅力的でした。 聞けば、直近に催されたそこのチャットのオフ会にも参加したとのこと。 へぇ、表に出てくる子なのねんといよいよ興味が募ります。
会話が進むごと、その興味は「直にコンタクトしたい」という目論見に変わり、 遂にはチャット上で堂々連絡を請い、彼は驚きながらもその申し出に応じて下さって、 首尾よく、その日のうちに2ショでお話をすることができたのです(!)。 すっかり浮かれた私は、「近いうちにお目にかかりましょう」と会話を締めました。
その後、数度のやり取りを経て、私たちは具体的なアポを交わしました。 どうやら彼は大変にお忙しい身の上で、なかなか双方の都合があいません それでも、彼を恋うあまり私は、イレギュラーな日取りをどうにか工面しました。 つまり、まるで勝手な言い草ですが、私にとっては貴重な時間を捻出したワケですね。
◇
当日、依然お仕事の目処が不明な彼から、電話連絡を頂くことになりました。 ところが、待てど暮らせど、電話が鳴りません。かけても繋がりません。 困ったなぁと思いながらも、既に約束をしてるんですもの、待つしかないでしょう。 とはいえ他の用事もあるので、不確かな予定を抱いたまま動くことになりました。
結局、彼から連絡があったのは既に20時近くでした。 仕事なら仕方ないことと、「21時半には行けます」という彼の言葉に期待を繋ぎ、 待ち合わせの街にある喫茶店で、空腹を堪えながら携帯電話を見つめてました。 てのも、お食事をご一緒する約束をしてたからです(呆)
◇
やがて22時。 店内には蛍の光が流れ、飲み干したカップが下げられても、携帯が鳴ることはなく。 看板の灯が落ちた店を背に、何度目かに彼の番号をコールするも依然応答はなく。 かくして、すっぽかされ決定。私もようやくのことに諦めがついたのです。
冬空の下、ひとり取り残されて、その後。 自虐にも似た空腹感を味わいつつ、地下深い馴染みのバーへの階段を降りました。 もう既に、地上で彼からの電話を待つ気は失せておりましたので。
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