女房様とお呼びっ!
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2003年01月21日(火) S女とあらば説教される

当たり前の話だが、昨日掲示した大昔のテレクラネタのようなやり取り、
つまり、ノンケの人に、自身のS趣味について打ち明けるってことは殆どない。
いやたぶん、そうしたのは、件の彼に対して唯一度だけだったように思う。
だって、さして関わりのない人に「S女でござい」と明かすのは酷だもの(笑)

同時にそれは、私にとっても厄介な展開を招くだろう。
恐らくは、驚かれたり、ひかれたり、眉を顰められたり、果ては説教されたり。
そうそう、ノンケじゃなくても、S男性相手だとそんな展開になったことが度々(笑
件の彼の説教に面食らった私だけど、後に、そんなもんなんだなと思い知ったよ。

余談ながら、じゃ件の彼に、何故わざわざ「私、女王様なの」と言ったかって、
やっぱ、それで退いて欲しかったからカナ。ビビらせたいような気持ち?(笑)
大層なこと言う割には、安直に私を口説きやがったなと。安く見積もったわねと。
まさに男に一矢報いるために、言葉の暴力(!)として啖呵切った(笑)てな次第。

・・・・・。

ではその後に、S男性に説教された、あるいは諭されたのはなにゆえか?
これは、随分以前に記事した「M側をヤってみようと修行に出た」時の経験だ。
M側として相手を探すのは初めてだったけど、今更カマトトぶる(笑)のも面倒で、
脈のありそうな方には、S側の経験を明かした。ソレデモイイデスカ?って感じ。

幸か不幸か、そこまでの交渉に至った方は少ない。やっぱ、人を選ぶっていうか。
お陰様で、明かしても大丈夫そうな方は、大抵の場合鷹揚に話を聞いて下さった。
そして、「誰でもSとM両面あるからね」と寛大な理解を示そうとしてくれたり、
「キミが普段はSヤってるってのが萌えるね」と、実に正直な感想を賜ったりもした。

っが、中にはいたのよね。「女性は本来Mなんだと思いますよ」と説教始める人が。
ま、私も失礼な申し出をしたのだもの、粛々と伺う。で、これが結構面白かった(笑
彼らが考えるS女ってのは、”本当はMなのに無理矢理Sやってる”難儀な女らしい。
お説の真偽はわからないが、「だから、自分に正直になりなさい」と仰る。なるほろ。

いや、私は彼らのことを非難してるワケではない。どころか、同調できる節もある。
S側にあれば、極端な話、世の中全ての性対象がMだといいなぁとか思うもの(笑
「女のくせにSなんて…」と仰る動機が、本気で「女=M」と考えるからであっても、
ただただ目の前の女をコマしたいがためであっても、S側の言い分としては納得だわ(笑

・・・・・。

ところが、M魚の中にも、先の説教男たちと同根の考えを持ってる組があるんだね。
や、吃驚な話だし、すんなりと理解しがたい話なんだけど、実感する時があるの。
端的に言うと、なんだか「S女って可哀想」ってな発想が透けて見えてくるんだな。
私の単なる思い過ごしかと複数のS女に訊いてみたら、同様の経験があるという。

んー・・・ナンナンダ?とも思うし、実に面白い事象でもある。この詳細はまた。


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