女房様とお呼びっ!
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『マゾの旦那なんて、浮気されて当然じゃないの?(高笑)』
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念の為ここで注釈を入れると、私は、本心からこう思っているワケじゃないのね。 しかし、この台詞が彼を欲情させることを私は知ってる。だから言葉にしてやる。 彼は、妻を他人に寝取られる自分を性妄想として抱いてるの。ありがちなパタン。 私も、自分を欲望する男をノケモノにするのが大好き。なので、この設定に萌え。
◇
『新婚旅行の初夜くらいはつき合ってアゲルわよ』
「・・・でも、いつかはヨソの男と浮気しちゃうんでしょう?」
『そうね・・・初夜を済ませて、アナタが寝たあとに・・・』
「・・・ひっっ・・・」
『相手はそうね・・・旅行先で引っかけようかな・・・』
「・・・そんなの、無理ダヨッ!ボクがずっと一緒だもの・・・」
『うふふ、そうかな?・・・ホントにそう思う?(くすくす)』
「・・・そんな・・・新婚旅行なのに・・・」
『もしかしたら、浮気相手も一緒に来てるかもしれない・・・隣の部屋に』
「・・・あぁぁ・・・」
『そいで、アタシたちが初夜を済ますのを待ってる・・・耳を澄ませて』
「・・・き・・聞かれてるの?」
『そう・・・アタシが本気でイってないのがバレちゃうね(笑)』
「・・・や、やめて・・・」
『あ、違うな・・・やっぱりそうかって笑ってるかもね、カレ・・・』
「・・・ど、どうして?・・・」
『だって、アタシ、カレに抱かれる度に、アナタのこと話してるもの(笑)』
「・・・ひっ・・・なんて?・・・」
『アタシの夫になる人、マゾで役立たずなのよって(高笑)』
「・・・あぁぁぁ・・・ひどい・・・」
『触るのも舐めるのも下手で、挿れられてもちっともよくなくって』
「・・・あぁっ・・ああぁぅ・・・」
『あんなチンコなら、ないほうがマシよねって(高笑)』
「・・・あーーーっ、やめてやめてやめてやめて・・(絶叫)」
『あーはっはっは・・・(高笑続く)』
◇
実際は、もっと微に入り細に入りストーリーを膨らませてくのね。偏執狂的に(笑 だって、ディテールを増すごとに、彼の息遣いが荒くなり、ハマってくんだもの。 と同時に、私も確実に高まっていく。何かに憑かれたように、言葉が次々溢れる。 勿論、溢れるのは言葉だけじゃない。股間が頼りなくぬかるんで、切なくなるワ。
・・・・・。
実は今も、このテキストを書いたせいで、すっかり濡れちゃってたり。やぁね(笑
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