女房様とお呼びっ!
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時折話題に出る「かつての恋人」とは遠距離恋愛で、毎晩のように電話で話した。 巷の恋人達のように、時に話は艶めかしい流れを辿り、互いの心と体を濡らした。 しかし、彼はこてこてのマゾヒストだ(笑。まともなエッチ会話じゃ満足出来ない。 彼のマゾヒズムは、私のサディズムを煽る。結果、とことんつき合ってしまった。
ただ、互いに自慰しながら会話することは殆どしなかった。体は反応してたけど。 それでも、互いに満ち足りて、会話を終えた。すっかりイったような感覚だった。 気分だけの問題じゃなくて、実際酷く疲労して、肉体的にも虚脱してしまう感じ。 寧ろ、体を介在しないせいで、より濃密なセッションが出来たのだと思っている。
昨日記事した「言葉責め」のいちバリエとして、当時の会話を再構成してみよう。 たぶん、大凡の方には理解不能だろうと思うけど(笑。悪しからず、ごめんなさい。 ちなみに彼は独身。私と同年。旧家の子息。資格を得て、家業を継いだ身の上だ。 人格に優れ、周囲の期待と信頼を集める。容姿にも恵まれ、非の打ち所のない男。
◇
「・・・ねぇ、なんで、ボク、結婚できないのかしら?」
『さぁ、なんでかしらね?(笑)』
「・・・どうして、そこで笑うの?」
『結婚したくないんだと思ってた(笑)』
「・・・そんなことないよっ!普通に結婚したいと思ってる」
『じゃ、普通に結婚すれば?』
「・・・できない・・・」
『ん、どうして?』
「・・・だって、キミがボクを変にするからっ・・・!」
『あら、アタシがアナタを変にしたの?』
「・・・そうだよっ ボクが結婚できないのはキミのせいだっ」
『そっか、アタシが悪いのね。じゃどうすればいい?』
「・・・責任とってよっ!」
『うーん、じゃ、アナタと結婚してもいいけど、だいじょうぶ?』
「・・・なにが?」
『アタシを満足させられるの?・・・例えば、セックスで(笑)』
「・・・うぅぅ」
『女をイかせたことなんてないでしょう?(笑)』
「・・・うぅ・・・あるよッ」
『ホント?女がイったふりしてただけじゃないの?』
「・・・あぁぁ・・・」
『アナタのテクニックでイク女なんているのかしら?』
「・・・あぁぁぁ・・・」
『それじゃアナタと結婚しても、アタシ、外に男が要るわね?(笑)』
「・・・ひどい・・・」
『あら、酷いのはどっち?女をイかせられない夫のほうじゃないの?』
「・・・・・」
『マゾの旦那なんて、浮気されて当然じゃないの?(高笑)』
◇
さて、この辺で、彼は既に一山迎えているのよね。ワカルカナ(笑) こうして書いてみると、私的にはかなーり面白いので、続きを書くつもりデス^^ゞ ひとりよがりの極地ですが、よろしければお付き合い下さいませ m(__)m
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