女房様とお呼びっ!
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2002年04月19日(金) ウラシマ発作再発事情

怠け者の私には、一週間を無為に過ごすことなんぞ、朝飯前なので、やぁなんだかいつに増してだらけきった毎日。でも、だらだらとシャーワセな日々でありまちた。確かに、こちらで日毎駄文を掲げるも、日常の楽しいお遊びなのですが、これすらもほっかして、またも竜宮城へシケ込んでた次第。例によってのウラシマ発作(笑

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今回の発作の端緒は、先週金曜に開催されたフェティッシュイベントから。ロンドンのクラブシーンの雄「TORTURE GARDEN」が二度目の来日、昨年以上にアングラぽい空間を堪能してきました。特別にSM色が濃いパーティーではないのですが、斯界の面々がわんさか集まり、恰好の社交場ともなるので、それも楽しみなんですね。

とは言え、この手のイベントは、何を着てくか、皆がどんな恰好をしてくるか、が一番の楽しみ。ここんとこ少しテンションの落ちてた私は、チャイナ程度の暢気さだったのですが、会場に入るやシマッタと思ったです。んもー、どなたも凄いスゴイ。外国人の比率も高く、装いの奇天烈さと相まって、圧倒されるばかりでした。

同伴した身近な奴隷には、ボンデジテープを巻き付け、恒例の手枷足枷。私的にはイマイチの仕上がりだったのですが、ヨソの人には褒めてもらったらしく、ええぃ悔しい。ところで、巷では便利と評判のテープですが、私には使い勝手が悪かったデス。思ったよりも綺麗に巻き上げられなくて。ま、私が下手ってだけかもね(笑

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来場者の気合い充分な装いを見てしまうと、俄然次の機会への期待が膨らみます。ブラックライトに反射する手術着はカッコよかったなぁとか、やっぱラバーのドレスはエロいなぁとか、コルセットも捨てがたいなぁとか、羽や尻尾や耳つけたいなぁとか。連れて歩く奴のナリにもあれこれ発想が浮かび、頭の中で着せ替え遊び。

イメージを更に膨らませるために、フェチなWEBサイトをうろつき始めると、もう止まらない。ドレスや小物を物色しつつ、いつのまにやら、鞭やら責め具やら「実用的」なブツに目を奪われ、そのイキオイで、モロSMな調教日誌〜みたいなテキストやエグイ画像が無性に見たくなり、あちこち梯子して、ずっぽり浸ってしまった次第。

ここ最近、自身が殆どプレイらしきものをしてないせいで、羨望と渇望を覚えつつ、没頭しちゃいました。M魚の手記なんて読むと、切なくて涙が出ちゃう。やっぱ、コレだなぁと今更ですが再確認。SMももちろんですが、M魚ってイキモノが好きなんですね。特別親密にならずとも、存在を感じたり、見てるだけでもいいや(笑

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そんな具合で、たかがネット遊びといえど、竜宮城に籠もるのは心地いいです。個人差はあれども同種の輩と、同じ言葉でコミュニケイト出来るパラダイス。これを体感したくて、リアルでもパーティーだのバーだのに出歩くワケですね。ま、最近は機会もめっきり減りましたし、知人も少なくなりましたが、落ち着く場ではあります。

ただ、歳のせいでしょうか、時々ふっと、特定の相手とだけひっそりSMやってりゃいいジャンと思ったりします。実際、同好の士と言えど、そうしてらっしゃる方が殆どでしょうし。更には私の中に、もはや初心者のような勢いのある好奇心はないですし。それでも、相変わらずSMな交流を諦めないのは、共感を得んがためかしら。

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勿論、竜宮名物玉手箱を得んと欲かいたりもしますが、容易に手に入るものでもなく、今回も手ぶら。ま、それはそれで平和なことです。だって、ほら玉手箱ですから(笑


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