女房様とお呼びっ!
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2002年04月04日(木) ヨガル?イヤガル?

ポルノの描写とかで、女が「イヤッ」と言いつつ、身悶えるシーンがある。特にレイプもんとかでなくて。この場合、イヤと言葉にしながらも、彼女はあまり嫌がってはない。実質的にはヨガッテるワケだ(笑)だから、イヤガラレた男のほうも、それで怯みはしない。イヤと喘いだ女だって、そこで止められちゃ敵わないものね(笑

割とありがちな、些細なやり取りだけど、これってSMぽい駆け引きだよなぁと思う。特別にSMを意識したり、指向したりしてなくてもね。件のふたりが、恥ずかしさ故にイヤガル女と恥ずかしがられて欲情する男なら、極々普通のマッチングだろう。ナンカ、初々しくっていいねぇ。と、既に羞恥心の摩耗したオバサンは思うよ(笑

・・・・・。

そうなんだ。この私でも、イヤッなんて喘いでたウブい頃があんのよ。男に弄られるのに慣れてなかったからね。だたねぇ、今考えると、イヤガルほうが正調だと思ってた節もある。ありふれたポルノに影響されてたのかな。だから、性行為に慣れて、弄られることが快感になるにつれ、イヤガル自分が嘘臭く思えて、止めた(笑

あとね、イヤガル自分とSMぽい駆け引きをしたがる男に嫌気がさした面もある。だって、面倒なんだもの(笑)嫌なら止めるよ。イヤ、止めないで。どうされたいか言ってごらん。イヤァン・・・てな、感じのやり取り。お題目のようにイヤガってた私にはかなりキツイ。鬱陶しい。さっさとやって、焦れったい。で、降りたワケさ(笑

とは言え、ズリネタにするポルノの、イヤガル女の描写に興奮することは多い。イヤ…ヤメテ…と喘いでは乱れていく女はエロいし、そこに自分を投影できる。でも、SM色の強いネタは苦手ダ。あの鬱陶しい駆け引きがあるから(笑)あっても、その部分は読み飛ばす。イヤガル女には同調出来るのに。あぁ、我ながら勝手だね(笑

もしかすると、イヤガル女と協調出来る男の側に、私は近親憎悪っぽい感情を抱いてるのかもしれない。だって、私は、男にイヤガラレルと萌えるから(笑)なので、イヤガル女に欲情する男の気持ちは、よっくわかるのよぅ。だからって、自らがイヤガルことで、男に欲情されるのに抵抗がある。というか、そんな男はヤダ(笑

・・・・・。

さて、私自身がイヤガラレルことで興奮する傾向は、SMに関わる以前から感じていたものだ。ただ、男がイヤガル場面は、女がそうする程にはありふれてない。やっぱり、イヤッと言いつつヨガルのは、女っぽい振る舞いだと刷り込まれてるからね。だから、私が初めてその手の興奮を得たのは、男がかなり本気で嫌がった場面だ。

まぁ、そこを端緒にしたお陰で、ディープなSMに手を染めていくわけだが、女のようにイヤガリつつヨガル男の風情も好物のひとつとなった。たとえM側の煽りであっても、ヤメテ…と言われると萌える萌える。じゃ、止めるワなんて焦らす焦らす。嘘ついてもダメヨなんて責める責める。んぁー、ベタなSMポルノまんまですな(笑

更には、隷属願望がゆえに自分の意志では「イヤ」といえない奴隷に、「気持ちいい時には”イヤ”、痛かったら”ヤメテ”と言え」と無茶な命令をしたりもする。かくして、命に忠実な奴は、快感と痛苦を交互に浴びては、お仕着せながら「イヤーヤメテー」と連呼し、私はその悲鳴に興奮する。っと、私、やっぱ変態だわね(汗

・・・・・。

最後に念の為。イヤガル側が男で女でも、イヤガリつつヨガッテても本気で嫌がってても、行為や関わりは両者の同意の上に成り立つものだ。努々お忘れなきよう。


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