女房様とお呼びっ!
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2002年03月27日(水) Femdom界隈のマッサージ事情 #1

昨日掲示した記事をご覧になって、男をマッサージ要員にするとは、やっぱ女王様って我が儘勝手ダナと呆れられた方もおいでだろうか。いや、勿論、それは認めよう(笑。しかし、言い訳がましい言いぶんながら、私が遊ぶDS界においては、男(従)の側もそう望んでいることが多く、決して一方的な押しつけではないのだね。

実際、掲示板などで女王様を求めてるM魚が、「マッサージさせて下さい」とコメントしていることは珍しくない。この手の希望は、やはり隷属願望に基づくものだろう。つまり、女王様のお役に立ちたい。んー、殊勝な心映えと感心もするが、それが「奴隷」たる彼らの自己実現の手段だとも知っている。ま、お互い様ってこと(笑

更には、M魚的感覚に照らすと、女王様の体に直に触れることの出来るマッサージは、「ご奉仕」の中でもグレードの高い行為らしい。それは、物理的に触れあうことで性的興奮が喚起されるてな意味合いではなくて、「奴隷」として重用された実感が、彼らを感激させているらしいのだが。いや、ホント、便利な性嗜好だねぇ(笑

・・・・・。

ずっと以前、身近なS女から聞いた話。ある時、付き合いの浅い奴隷に、初めてマッサージを命じた。ベッドに腹這いになった彼女は、彼の返事を背中で聞く。暫く間があって、彼の手がおずおずと背を圧し始めたが、どうにも頼りない力加減が気になる。そこで、肩越しに見遣れば、彼はベッドの脇に立ったままで圧していた。

その様子に彼女は呆れ、「ベッドに上がらないと出来ないでしょ?」と注意した。と、彼は返事もせずに項垂れる。どうしたの?と問えば、「**様のベッドに上がるのは恐れ多いです…」と言葉を濁したそうだ。思わず笑っちゃったワヨと彼女は回想したが、彼が躊躇なくベッドに上がれるようになるには、暫く時間が要ったらしい。

埒外の方には笑止な話とは思うが、ままごとに興じる斯界の人にとっては、実に麗しいエピソードなんだよね(笑。まぁ、現場にあれば、自分勝手もいい加減にしろと叱りつけて、命に従えと言い置くのだろうが、彼の躊躇は可愛くもあり、嬉しくもあり。彼女もきっとそう感じた筈だ。事ほど、マッサージは意味ある行為なのだ。

・・・・・。

トコロデ、ずぼらな私は、まどろみながら手足を揉まれ、そのまま眠りに落ちるのが好きなのだが、この点で、身近な「従」を大いに頼んでいる。夫が「犬」であった頃、彼の夜毎のお勤めがこれだった。彼にしても、このお勤めが気に入っていたようだ。当時の日誌には、行為の過程を通じて得た感激が、再々に記されている。

主が従たる自分に身を任せ、安らかになるのを見るのは、この上ない達成感と歓びを、彼にもたらしていたらしい。勤め終わると、寝息をたて始めた私の手足を寝具の中にそっと納め、静かにその場を離れて、自分の閨であった台所の床に眠る。その一連の行為が、主従の対比をより明らかにし、彼の満足を増していたとも思う。

・・・・・。

実は最近、身近な奴隷が、当時の「犬」のような心境を得たらしい。ここ暫く、奴と泊まりがけで会う機会がなかったのだが、先日、同宿した時のこと。日中の疲れのせいもあったろうが、奴に足を預けたまま、すっかり眠ってしまったのだ。そのことに感激して、「目頭が熱くなりましたぁ…」と回想する。あはは。ヨカッタネ。

その感激を胸に抱いて、益々精進して欲しいものだわね。願わくば、思わず眠っちゃうようなテクを会得してくれると嬉しいワァ…なんて、欲かいてるんだから(笑


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