女房様とお呼びっ!
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2002年03月26日(火) テクニックは一日にしてならず

私は、かなり重度の肩こり症である。若い頃からそうだった。年季入ってるよぅ。
なので、肩を揉んでもらうのが大好きだ。ある意味、セックスより好きかもね(笑
セックスの上手い男より、マッサージが上手い男の方がポイント高いぞ。たぶん。
だって、マッサージなら無制限ウェルカム!セックスはそうはいかないからサ(笑

勿論、ちゃんと治療する時は、プロにお世話になってるわよ。全然質が違うしね。
でも、素人なりにマッサージが出来る男が身近にないと、私は「生きていけない」
現在、私の専属マッサージ師は3名。夫と古い奴隷と身近なの。あぁありがたい。
それぞれが、折々に揉んでくれるのだけど、やっぱレベルの差はあるのよねぇ(笑

一番のテクニシャンは古い奴隷。流石、歳喰ってるだけある。玄人裸足に上手い。
けど、奴の腕前を堪能する機会はそうないので、日頃は専ら夫に頼ることになる。
が、夫も充分に上手い。てか、私向きのテクなのよ(笑)長年の積み重ねの功ね。
その点で、身近なのは当然下手だ。ま、たかだか一年だから、仕方ないけどさ(笑

・・・・・。

仕方ないんだけど、下手なマッサージには苛つくことが多い。落ち着かない感じ。
ツボを外されると、期待してるだけに一層焦れて、何だかストレスを感じるのだ。
それで、身近なのが揉んでる最中は、結構再々に指示を飛ばす。アァソコチガウ。
あと何ミリ内側だとか、抉るように押せだとか、始終物を言う状況が続いている。

肩こりを知らない奴にとっては、その指示の言葉自体、理解に難いこととは思う。
勘を得ないまま、闇雲に試行しては、更にダメ出しされて、困り果ててるらしい。
けど、指示を止めるワケにいかない。だって、それじゃ私の体が納得しないもの。
アァモゥコウダヨッ!時折、焦れたあまりに奴の背を掴み、デモする事もある(笑

もちろん、ずばりツボに入った時には、ソコダァーッと大袈裟に反応してみせる。
というか、自然と声が出ちゃうんだけど(笑)でも、奴の励みにはなってる筈だわ。
言葉の飴と鞭。これって、なまじSMな行為よか、ずっと調教っぽい作業かもね(笑
己の不出来に項垂れる奴に、夫もそだったヨと言い含める。ぼちぼちやってこう。

・・・・・。

さて、奴は、私の性感を満たすテクについても調教中である。やっぱ下手だけど。
先のマッサージ同様、アァデモナイコゥデモナイと指示されながら、務めている。
女の体を持ってないんだから、言われた通りにやるしかないやね(笑)そう励ます。
まだ女性器を刺激するに留まっているが、それなりになってきた。エライエライ。

もしかすると、言わないと出来ない男ナンテと呆れる向きもあるかもしれないが、
基本的に私は、言わなきゃ出来ないと思っている。その方が手っ取り早いしサ(笑
ヘンに期待して身を任せて、アァソコチガウと焦れるのは、凄いストレスなのだ。
ソコチガウと思ったら、口に出して言う。テクはそうして磨かれるんじゃないか。

勿論、端からウマイッと唸るようなテクの持主もいるし、恩恵に与った事もある。
それはそれでいんだけど、コンスタントにヤる相手は、育て上げる方がベターだ。
あぁ、まともに考えると、この感覚が難儀の素なのね。わかっちゃいるんだけど。
でもま、仕方ない。己専一の快楽を得るために、私はイバラの道を歩むのよぅ(笑

・・・・・。

時に、指マンについてはほぼ及第点を得た奴だが、たまに余計な事をしてしまう。
いつものようにヤってくれてるのに、なかなかイケなくて、苛つく事があるのだ。
私側の問題かしらと訝しんで、通常の倍くらいの体力を使って、ようようイって、
何故かしらと問うたらば、奴がもっともらしい顔で答える。「一本で致しましたぁ」

体調を慮っての措置だと言い募ったが、ナンダカネ。聞いた途端、肩が落ちたヨ。
応用ってのは、もっと上手くなってからやんなさい。キミは、まだまだ修行中(笑


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