女房様とお呼びっ!
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2002年02月27日(水) 祝・ご卒業 〜言い訳にかえて〜

あとひと月もすれば、街にフレッシャーズが溢れる。その時点をもって、今年度入社組は、「新人さん」をご卒業。今度は、新人の先輩となるのだね。おめでとう。そして、一年のご勤務、お疲れさま。慣れない社会で慣れない仕事、苦労も沢山あったことと思う。「社会人は厳しいゾ」頭でわかってても、再々凹んだかもしれないね。

ところで、「新人さん」の肩書きが外れるのは、どんな気持ちだい?せいせいするかな?ちょっぴり不安かな?私もかつては新人だったから、その気持ちを想像出来るけど、生憎と随分トウが立っちゃったから、「新人さん」でなくなるキミ達のことを思うと、これからがホントに大変ナンダヨ〜とお節介な気持ちになるんだね(笑)

・・・・・。

そもそも、なんで「新人」にさんつけをするのか。これ、鬱陶しく思ったことないかナ?社会の仲間入りをして、ヨシ!バリバリやるぞぅ〜と張り切ってたのに、「新人だから未熟で当然」とあしらわれてるみたいで、気を殺がれた人もいるかもね。しかし、どうだろう。その肩書きに、キミは随分と救われたんじゃないかなあ?

トウの立った人間から見ると、「新人さん」は大変だ。何もかもが初めてで、コピーの取り方から教わらないと、仕事にならない。あ、新人だって、それ位ワカルサとムッとしたかな?あはは、違うのよ。キミが自分の都合でワカッテルことなんて、多分、殆ど役に立たない。使えるようになるまでの期間、それが「新人さん」だ。

やっぱり、どう足掻いても、新人は未熟だと思う。どんなに優秀な人だってね。本音を言えば、新人を使うのは効率悪い。けど、使わなければ、いつまでも未熟のまま。だから使う。このジレンマ。胃に悪いや(笑)そこで、ひとまずのエクスキューズとして、「新人さん」と呼び分ける。お互い様に、少しは気が楽じゃない?(笑

・・・・・。

ここで、いきなり「身近な奴隷」について。実は先日、奴も目出度く「新人さん」をご卒業の仕儀となった。首輪をかけてから、一年経ったということだ。いやいや、どうもご苦労さま。私のゴザの上のルールや考え方に、戸惑い悩んだ一年だったね。失敗も沢山重ねた。しかも、なぜそれが失敗なのか、理解に苦しみながら。

その度に、私としては結構な手間をかけて、事細かく説明したつもりだ。しかも、奴の経験に照らし、ビジネス上の喩え話に基づいて。それでも、失敗した事自体に挫けて落ち込む奴を、「新人さん」だからしょうがないヨと励まして、奴が希望を失わないよう・・・つまりは、私の元を逃げ出さないよう、心を砕いてきたんだね。

それが一年。この日を実は心待ちにしてた(笑)「新人さん」の甘さに、互いに縋ることなく、ままごとをグレードアップさせる決意を胸に。・・・いや、本音を言えば、私がもうちょっと楽出来るようになるために(笑)。勿論、奴に変わる新人が入ってくるワケじゃないし、論に無理があるかもしれないが、いい区切りと思ってサ。

・・・・・。

こんな腹があったものだから、一年抱いた愚痴をひけらかしてしまったんだ、と言い訳しとく。んまー、ワタクシお得意の誤魔化しとも言えるな(笑)もっとも、言い訳の上塗りながら、腹づもりしてたんなら、それなりのやり方があったろうにと反省もしている。・・・が、ショック療法てな感じでどうよ?(遂にインチキ炸裂、笑)

とまれ、ご卒業おめでとう。またの一年、これまで以上の研鑽を期待してるよ。


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