女房様とお呼びっ!
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2002年01月10日(木) |
セックス・ラボ #5 〜「イカナイ」セックス〜 |
今でこそ「イク」実感を得られてる私だけど、ワカラナイ時期も当然あったワケだ。 本に書いてあった「オナニー」をしてみたくて、闇雲に股間を擦ってはみるものの、 告白記事の如くに、気持ちよくもならず。まして、クリトリスのありかも知らず。 ただ、切羽詰まった心持ちになって、太ももを捩ってみたりはしてたっけ(笑)
実際に、クリトリスを刺激して「イッタ」と確信したのは、初セックス以降なのね。 それも実に一年以上経ってから。つまり、その間のセックスではイッテないのヨ。 それでも、セックスはしてたんだな(笑)。だって、ヤルの面白かったんだもの。 だから、たかが一年でも、ゆきずりの人継続の人含め、結構な数とヤッタわねぇ。
ま、私の初体験は、単に処女捨てるって目的の下、テレクラで済ますお手軽さで、 その後は、コンナ私でも男に相手して貰エルって有頂天になってた事情はあるサ。 けど、色んな男とまぐわうのは新鮮な経験だったし、実際、気持ちヨカッタのよ。 後で知るオーガズムには適わないけど、愛撫の数々にちゃぁんと濡れてたもの(笑
・・・・・。
そそ、初体験前でも、「濡れる」のは実感出来てたんだ。そん時は凄く感動したよ。 指でのオナニーの試行を重ねてた頃で、知識としてのみのクリトリスを擦ってた。 まだ、ここがクリトリスだって実感はなかったのね。この辺かなって思う程度で。 ま、それでも、その辺を擦ってれば、体がゾワゾワと落ち着かなくなってくんの。
でも、結局は落ち着かなさに負けて、いつもの様に太股捩ってしまって、終了〜。 の筈だったのに、何故かそわそわ感が残って、膣口の辺りを指で押したくなって、 下着をめり込ませるように押したらば、ナニ?このピチャピチャ感!マジ驚いた。 急いで下着を脱いで、下着と股間を確認。をを、これが濡れるってことなのねッ!
おりものじゃない、透明な粘液。そか、これが噂に聞く「愛液」かぁ。舐めてみる。 うーん、おりものと似てるけどコクがないナ。なんて、暫く楽しんでしまった(笑 でもね、正直嬉しかったよ。中学の頃、自分の膣を確認した時くらい、感激した。 本で読む世間の女の人並みに、自分も「濡れる」事が出来るんだって安心したんだ。
・・・・・。
実質的に「イカナイ」セックスでも、キスしたり、肌触れあって抱きしめあったり、 あちこち弄られてりゃ気持ちイイ。それで濡れれば、相手も喜んでくれる。安心。 端から即物的なセックスに勤しんだ私だったけど、それで充分、満足してたのね。 勿論、世間で言う「愛あるセックス」に憧れもしたけど、そうでなくても楽しめた。
ただ、初めて恋に落ちて、恋人と胸苦しいようなセックスを交わすようになって、 最中に感じる心地よさやどうしようもない感じは、比較にならない位増えたっけ。 が、未だ「イク」に至らず。感覚が切羽詰まった頂点で、イクと言ってみたりした。 「イク」と口に出す事で、達成感が得られるってか、愛が伝えられるように思った。
だから、実感のない「イク」を演出することに、別に疑問をもっちゃいなかったの。 だって、その状態を知らないんだもの(笑)つまり、それが「イク」だと思ってた訳。 あぁ、何とも都合のいい解釈だけど、未知の時って、そんなもんじゃないかなぁ? ま、この場合、セックスしたらイクベキてな既成概念に惑わされた感もあるね(笑
・・・・・。
そんな無知な私が、いよいよ「イク」を実感したのは、恋人とのセックスの後だ。 精果てて眠る彼の傍ら、同じ布団の中で、私は初めて「イッタ」。己の指を使って。
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