女房様とお呼びっ!
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2001年12月20日(木) 恥ずかしがりなワタクシの恥ずかしい構造

これもバレてることだろうけど、私は見栄張りでエエカッコシイであるッ。恥ずかしがることもハズカシイから、恥ずかしくなっちゃいそうなことからは、つい逃げてしまう。(笑)んまぁ、ノリの悪い奴ってことだ。ホラホラ、いるじゃん。皆が乱痴気騒ぎしてるのに、離れたところでスカシて酒飲んでるような奴。あれダ(笑)

じゃ、私が恥ずかしがることってナンダって、結局「エエカッコ」が崩れてしまうことなんだよね。一生懸命、エエカッッコしてんのにさ。いや、それが自己満足に過ぎなくてもダヨ・・・んー、文字にすると、これって、かなーり阿呆らしい自意識だなぁ。そんなカッコつける程のモンかよと我が身を振り返ると、冷や汗が出る。

まぁそれでも、歳喰うとともに場数も踏んで、ちょっとはマシになってきたかナ、と自分を慰めつつも、やはり性格に根ざした部分なんだろう、相変わらずだなと自嘲することも多いヨ。みっともなくたって、恥ずかしさに喚いたって、もうイイダロ、自分・・・とか、思うんだけどさ。ナカナカ、そうもいかないや。難儀なコトだワ。

・・・・・。

そんなワタシだけど、セクシャルな場面でカッコつけることは、勿体ナイのでしない(笑)いや、初めのうちはやっぱ、服着てる自分を引きずって出来なかった筈なんだけど、いつのまにやらコウナッタ。面映ゆい喩えだが、オムツ外された赤ん坊が、あーと上機嫌であんよを伸び縮みさせるみたいに、自由な気持ちになっちゃうの。

で、良いか悪いか別にして、振る舞いすらも赤ん坊のごとく我が儘になる。んー、クチがきけるから、赤ん坊よか始末悪いか(笑)そんなもんだから、オトナ並の羞恥心なんて既にナイ。だって、赤ちゃんなんだもの。涎もおしっこも出るに任せて、オトナが「ばっちい」と顔をしかめる汚物さえ、お砂場遊びみたくかき混ぜちゃう。

私が、エロな場面の心理描写なのに「あどけない気持ち」と表現するのは、この辺に由来するのよね。我慢を知らない幼子は、思いのままに声を上げ、お乳を欲しがり、体全部で快感を享受する。天然SのSFは、「最中のキミって、まるでマゾみたいな感じ方するよね」と呆れてたけど、受け身な快楽を貪っているんだよぅ。うふふ。

・・・・・。

カッコツケのオトナから、裸んぼではしゃぐ赤ちゃんへ。メルモちゃんのお薬を飲んだみたく、ドラスティックに変貌するワタシ。これはこれで面白いじゃんと思うのだけど、その通過過程たる「羞恥にむせぶ場面」をすっ飛ばしてしまうのが、ナンカ悔しい。てか、ここでもまた、自ずと恥ずかしがることから逃げてんのかなぁ?

うーん、そんな気もするんだね。ま、大体、淫らな自分を恥ずかしいと思ってないトコに大きな原因があるにしてもさ。でもねぇ、それも不自由な話ダワネと、私の欲張りがしゃしゃりでる。エロ小説で、女が盛大に恥ずかしがってる場面とか読めば、それなりにジンジンするんだからさぁ。ハマってみたいよね、羞恥プレイに。

とは言え、ここまで育った恥ずかしがりは、やっぱとっても頑固なのヨ。勢い込んで恥ずかしがってみても、ナンカ芝居臭いなーと嫌気がさすし、芝居がかった辱めの言葉を投げられても、ナンダソリャと醒めてしまう。あぁ、厄介だ厄介だ。S側としてのロールプレイなら、すぐにハマれるのにネ。その意味で、M側の男はエライッ。

・・・・・。

そーんなワタシを、見事恥ずかしがらせてくれたのが、先に話題した『オトーサン』だったのよぉ(!)・・・そう、今週頭からの話題は、ここへ集約していくんだね(笑


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