女房様とお呼びっ!
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2001年12月08日(土) た・の・し・い・ボーイハント #3

世間様の期待(?)を裏切るようですが、M魚っても、実に様々なタイプがいます。嗜癖が各様なのはもちろんですが、これと関係なく、見てくれとか言動の傾向とか、一般市民(笑)の分布状況と違わぬバラエティがある。絶対Mに見えねーッって奴もいれば、Sやった方がいんでないって位、仕切りの上手い奴もいますねぇ(笑)

ですが、私の好みは、如何にもMって感じの男デス、ええ。貧相な肢体に地味な顔が乗ってて、弱々しくて、アナタいぢめられっ子ダッタでしょ?と断言できるような奴が好きデス(照)もー、ベタな好みダワと我ながら笑っちゃいますが、事実だからしょうがない。ま、お顔はイイに越したことはないデスネ。てか、端正な顔が好き。

でもって、お喋りな子は苦手デス。極端な表現ですが、陰気な奴の方が萌え。だから、今回釣ったお稚児さんが、「Mの方からも、色々お話した方がいんですよね?」と済まなそうに言った時、「んなこたないよぅッ」と大きくかぶりを振ったものです。「特に私は、あなたみたいに無口な子が好きナンダ」とプロポーズも忘れずに。

・・・・・。

ま、寡黙な子ながら、質問をすればちゃんと答えてくれまちた。なので、喫茶店での一時間余りのお喋りは、とても楽しかったワ。「小学生ん時から、マゾに気付いて…」「あら、キャリア長いのね?フツーのセックスは?」「フツーのよりもSMの方が…」「ん?彼女は?」「彼女よりも女王様が…」ワタクシ、ニヤけっぱなしデス。

「家畜人ヤプーみたいのに憧れるんです…」ひたすら質疑に応じる中で、彼の方から飛び出した言葉。んまぁぁ・・・!私は、驚きと歓びに、思わず身を乗り出してしまいました。「へぇ、イマドキのMの子でもそうなの?」家畜人ヤプーってのは、女権帝国を舞台に使役される男達の様が描かれた、femdomSMの古典的小説。かなーりコアです。

「人体改造とかされたいの?」「いえ、女の方の為に役に立ちたいっていうか…」うんうん、皆まで言わなくてもワカルよぅぅ。そかそか、そなんだねぇぇ。胸の中で歓喜の雄叫び(笑)をあげながら、彼の顔をまじまじと見つめてしまいます。「でも、色々されちゃうのも好き?」笑みを含んで更に訊けば、「あ、ハイ」とはにかむ。きぁー!YES!YES!!YES!!!

・・・・・。

催しの打ち上げの会食に、当然、彼を同伴しまちた。「まぁた、ソンナの連れてぇ」と皆にからかわれましたけど、いんです、こゆのが好きなんデス。もぅスッカリでれでれモードのワタシは「時間はだいじょぶ?」なんて、彼を気遣いながらも、ずっと同席していてくれることに深い満足を得て、終始上機嫌で時間を過ごしました。

そして帰宅。メールをチェックすると、なんと、早速彼から連絡が来てるぢゃないですかッ(!)まぁぁ、今日のお礼かしら、出来た子だわぁなどと、二度惚れ。で、本文に目を通し始めたらば、『折角拾って頂きましたが、自分の本当の気持ちに気付きました。ごめんなさい』・・・嗚呼!これにて万事休したのでアリマス(泪)

・・・・・。

さて、彼の言う「本当の気持ち」・・・んー、凹みながらも、オバサンはキミの気持ちを理解してるヨ。てなワケで、稿を改め、キミへのエールを綴ることにしましょう。


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