女房様とお呼びっ!
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2001年10月24日(水) 性病は、対岸の火事にあらず

まぁ、テレクラなんぞでヤリタイ放題やってたから、婦人科には世話になったヨ。
今となればオッカナイ話だが、遊び始めた当時、ゴムはあくまで避妊具の認識で、
更にオソロシイことには、生で抜き差しした後、終わり近くに漸く装着するとか、
結局、面倒になって、或いはアテない希望的観測で、膣外射精なんて真似もした。

だから、性病に罹患する危険とは、常に隣り合わせだった。それは覚悟してたナ。
実際、罹った経験はある。流石にショックだったよ。まさか自分が…と思った(笑
んー、アンナコトしてちゃ当たり前だわね。暫くセックス禁止で治療に専念した。
幸い、誤って妊娠したことはなかったけど、それは本当に偶々の運なんだと思う。

・・・・・。

初めての性病以降、少しでもオカシイと思ったら、婦人科へ行くようになった。
ある時、少し異常を感じて診て貰った。医者が「淋病デスネ」と怒ったように言う。
性病と診断されると、何故かゴメンナサイな気分になる(笑)その時もそうだった。
恐縮しながら、保険外の高い注射をされた。デカイ奴を尻に。痛くて泪が出たヨ。

帰る道々、誰だよぅ?と記憶を辿る。思い浮かぶ男達。この後連絡すべきリスト。
気分が重い。けど、早く連絡せねばと電話。また闇雲に謝罪しつつ、診察を願う。
翌日以降、スケベだけど信に篤い男達から、返答が舞い込み始める。ありがたい。
「シロだよぅ。どこで貰ったの?」皆の無事に胸をなで下ろしつつ、我が身を疑う。

数日後、分泌の培養検査結果が出た。「診断間違いデシタ」平然と言うな、医者。
軽い膣炎ダネなんて、カルテを見てる。でも、正直安心した。注射代も諦めよう。
「ちんこの診察は痛いんだぜ?」なんて軽口を叩きながら、男達も喜んでくれた。
ま、こんな顛末であれ、検査の機会を持つのは正しい・・・とコジツケようか(笑)

・・・・・。

HIVが身近になって性病事情は昔よりずっとシリアスになり、今やゴムは必需だ。
新規に会った男がゴムを拒否して、説得空しく、捨てて帰ったこともあるッ(笑)
もっとも、生でオーラルすれば罹患の機会はあるんだけどサ。この辺甘いナ、私。
でま、詰めの甘さと引き替えに、未だに危険を覚悟してるワケだ。いやはや・・・。

っと、ここで言い訳がましいが、この数年の私のセックス事情は実に清貧なのよ。
でも、やっぱり性病の意識は常にある。特定のひとりとしか交わってなくてもね。
だって、その男の性的事情はワカラナイじゃない?男の先から先は、更に不明だ。
発病してないからいいってモンじゃない。誰かに出たら、リレー式に調べなきゃ。

以前「天然SのSF」と関わってた初期に、具合が悪くて検査をしたことがある。
久々のセックスでそうなったから慌てたし、唯一の相手の彼を疑ったのね。当然。
で、彼自身と彼の妻や女達の状況を訊いた。私がクロなら、検査してねと頼んだ。
少なくとも私の結果が出るまでは、申し訳ないけど、行為を控えて欲しいのよ・・・。

すると、驚いたことに「自分にはソンナ事起きる筈ない」って態度なんだネ、彼は。
穿って考えれば、寧ろ私の周辺を疑ったかも知れない。けど、皆の問題なのよ?
HIVじゃあるまいし、とも言った。馬鹿な・・・HIVは決して対岸の火事じゃないのよ?
結果、私はシロで、誰も検査の必要はなかったけど、ちょっと考えてしまったよ。

・・・・・。

ちなみに、ハードなSMやる連中は、性病には非常に敏感だ。強い危機感がある。
「プレイしたいけど、HIVの結果待ちでサ」なんて会話が日常にある。こりゃ正しい。
性器性交しなくても、粘膜は弄るし、傷はつくし、血は出るしの現場だからね(笑
でもやっぱ、危機意識は万人にあって欲しいなぁ。きっと、特殊な問題じゃない。


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