女房様とお呼びっ!
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2001年10月01日(月) 甘えんぼM

・・・てな言葉がある。初めて風俗情報誌で見た時には、笑っちゃったヨ。ウマイッ。
良い悪いでなくって、実際居るもの。甘えたいだけの男って。うってつけだよね。
日常のしがらみなく、無責任に甘えられる状況ってのは、有償であっても甘美だ。
しかも性的な受動行為がもれなくついて、カラダも気持ちよくなる。イイコトダ。

男が、受け身に徹して気持ちヨクなりたいんなら、性感とかヘルスって手もある。
でも、そこじゃ「甘えんぼ」にはなり切れないんだな(笑)で、SMに期待してみる。
ところが、従来のSMプレイのパターンは、甘えんぼには非常に辛い展開になる。
だって、すんなりとは甘えさせてくれないもんね、女王様は。厳しすぎるのダ(笑

じゃ、ベイビーとか幼児プレイならどうよ?ってことだけど、これも違うらしい。
そこまでの変態じゃないって(笑)・・・んまぁ、無理してするもんじゃないけどサ。
ただ、私感としては、彼らにこの辺の感性や想像力があれば、楽だろうナと思う。
でも、彼らは「今の僕のまんまで、ダダこねたり、甘えたりしたい」って望むのよ。

・・・・・。

確かに、大のオトナが、コドモの様に甘えられる場面は少ない。男女の別なくね。
ってか、オトナになるってのはそゆ事なんだけど、そう杓子定規にもいかないさ。
卒業したはずの幼児性が顔を出して、ぐずぐず言ったり、構われたりしたがるの。
けれど、コドモの頃なら許された甘えは、分別あるオトナには、もう許されない。

もちろん親密な間柄なら、オトナの束の間、甘えることも出来る。こりゃ幸せダ。
ただ残念なことに、オトコっていう性的役割がそれを阻むこともある。不幸だわ。
っても、始終甘えたいわけじゃないだろう。時折発作が起き、飢餓感に襲われる。
で、それを見事解消してくれるお商売が登場したワケだ。世の中よく出来てるね。

一方、刹那的な欲求でなく、「甘やかされ、庇護される関係」を望む男たちもいる。
コレも男だとなかなか実現しにくいことだし、かつ商売ずくは嫌だってのも解る。
それで、巷のSMに希望を抱く。ま、S女なら甘やかす器量がありそうだものね。
マジな奴隷とかじゃなくて、座敷犬みたいにカマってぇ・・・ペット願望ってヤツ?

・・・・・。

実は私、このペット願望男が苦手だ。M魚の一種と認めはするが、好みじゃない。
ナンカサ、「甘えて当然」って態度に腹が立つのよ。ヤァちっちゃいね、私も(笑)
もちろんS女でも、デッカイ器量で上手に甘やかしつつ、手綱を取る人もいるよ。
っと、これって、世間の殿方は普通にヤリ仰せてることだわね。大したもんだワ。

更に厄介なことに、甘えたがりM魚ってのは、人を乗せるのが上手かったりする。
お調子者の私のこと、つい乗せられた経験が何度かあるんだナ。あぁムカツク・・・
初めは気分がイイのよ。行儀良くって控え目で、可愛くって。これが罠なのね(笑
で、気が付くと、洋服の裾つかんでダダこねるオトナコドモに手を焼いてる次第。

ヤラレタ!と思いつつ、ナンカ面倒臭くなって、ラブホに連れてったこともある。
んで、更に自己嫌悪を募らせる結果を見てしまったり。これじゃ、私がマゾだよ。
奴らの甘えパワーには、お手上げだ。SMな駆け引きも何もあったもんじゃない。
素直じゃないおねだりとか、叱ればぐずるとか、拗ねるとか・・・色々(溜息)

・・・・・。

てなワケで、「甘えんぼM」は私の天敵。かないません。以上、悪しからず。


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