女房様とお呼びっ!
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2001年09月28日(金) 究極のダイエット

私がSMに取り憑かれてしまったきっかけは、明白に、あるM女さんの話にある。
「犬」を介して、彼女の身の上を知り、対面前にして、打ちのめされてしまった。
ソンナコトガアルモノカ?と疑った。けれど、それは、奴隷たる彼女の日常らしい。
・・・彼女は、主の命に従い、数キロの体重の増減を繰り返しているというのだ。

「痩せるよか、太る方が大変なんですよね」と、彼女は事もなげに言ってみせた。
初めて会った彼女は、スッキリと痩せた姿態に、愛くるしい表情をほころばせる。
「一本鞭をお受けする為には、5キロ位太らなくちゃいけなくて」嬉しそうな告白。
「でも、檻に押し込めて頂く時は、コンパクトになれと仰るし…」ナンナンダ?!

つまり彼女は、主が告げる次回の調教プランに沿うべく、体型を管理してるのだ。
まるで、俳優が役柄によってダイエットするみたいに。それ程の意味があるのね。
SMなんてセックスのいちバリエ、程度に考えていた私には、ショックだったヨ。
M側がSを慕う気持ちが、身体までも変えてしまう。宗教的なものさえ、感じた。

・・・・・。

「犬」の裸体を初めて見た時、歳の割には、腹の肉に締まりがないなと感じたの。
それで「少し痩せてみたらどう?」と言った。別に、大層な命令とかじゃなかった。
綺麗な顔立ちなのに勿体ないなと思っただけ。特に肥満してたワケじゃないもの。
それどころか、M魚といえど、こんなに姿のイイ人がいるんだナって印象だった。

ところが、「犬」はその後みるみる痩せていった。ひと月で5キロ以上、落ちた。
まだ、私の部屋に住みつく以前だから、週末の二日だけ通い、ウチで食事も摂る。
「犬」なので、出した物は全部喰ってた。意識してダイエットしてる気配も、ない。
平日5日は外食のはずだし、酒の付き合いもあるだろう。どうして痩せちゃうの?

「油ものとかは控えてます」と、奴は答えた。「でも、食べなくても平気なんです…」
平気じゃないわよ、そんなにドンドン痩せて、体壊しちゃうわよ?食べなさいよ。
「いえ、スマートになって、青葉様のお目に敵うようになりたくて」奴の目が輝く。
「じゃ、○○キロ以下になったら駄目よ?これは命令」仕方なく、私はそう告げた。

・・・・・。

あの時に「じゃ、今度は太りなさい」と言ったら、奴はすんなり太っただろうなぁ。
結局、奴は「犬」の間、落とした体重を維持してたよ。そりゃぁ綺麗だったワ(照)
ただ「犬」を降りてから、奴はガンガン太って、今は見る影もないけどね。あはは。
膨張途中に、何度かダイエットしてみてたけど、「夫」には無理だったみたい(笑)

・・・・・。

ことほど、M側の心身の連携は密接だ。先の彼女や「犬」に限った話じゃないよ。
女装やるM魚なんて、白々しい位痩せる。婦人服着る必要に駆られるからサ(笑)
もう、この辺りは恋にのめり込んだ若い女性みたく、恐ろしい程綺麗になってく。
美の追究は、純女やTV/Sに劣らない・・・やたらに詳しくて、勉強になりマス。

私も、恋をするとスリムになっちゃう方だけど、そこまで過激に変わらないねぇ。
これって、情熱が足りないのか?M女だったら、もちっとマシになってたのか?
んー、ま、今更の話だわ。で、好んでS側に居る以上、改善は望めないかも(笑)
でもねぇ、最近、とみにデブなんだよね・・・よっし、一丁恋でもするか?おほほ。


#TV=トランスベスタイト。異装(本来の性と逆の性の装い)趣味者。


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