女房様とお呼びっ!
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2001年08月01日(水) エッチの師匠たち

誰だって、初めてのことや知らないことに長けてるはずもなく。
教わって、学習して、反復して、少しずつ上手になっていくんだね。
今あるエロなアタシにも、当然ウブイ頃があった訳。成長したね、偉いねぇ(笑)
でもでも、もっと偉いのは、アタシに教えてくれた師匠たち。感謝してます。

・・・・・

『サイトーさん』

彼とは例によって(笑)テレクラで知り合った。自称33才。私が24の時だ。
長い付き合いの中で判ったんだけど、当時は年齢些少してたらしい。笑ったね。
本当は一回り以上違う。ま、でも相応に若く見えたのよ。今でも年齢不詳な人だ。
彼が暮らすコンクリ打ちっ放しの部屋で、セックスをした。薔薇が飾られてた。

腹の上で挿入したまま動かない彼に、セックスビギナーな私は不安に駆られた。
ドウシヨウ?・・・焦って、ぎこちなくも腰を揺すろうとする私を制して、彼が言う。
「こやって、繋がったまま話するのも楽しいでしょ?」たちまち心が安らいでく。
そして驚く。入れられたまま、お喋りしてイイんだ!それはずっと疑問だった事。

初体験の以前から、女はセックスの最中、特に入れられたら喘ぐものと思ってた。
だから、初体験以降、男の腹の下で、喘がなくちゃと思って、懸命にそうした。
純粋に快感に喘ぐ時間より、義務に感じて喘ぐ時間の方が、余程多かったんだ。
そのせいで、セックスが終わると声が枯れてた。真面目に責務を全うしたの(笑)

「そんなことあるわけないじゃん?」とサイトーさんが言った。ソデスヨネ・・?
「気持ちイイから、声が出るんでしょ?」とも言った。そして、彼は少し動く。
どう?と訊かれたので、人の言葉で説明した。もう無理しなくていいんだもん。
答えて彼は、私の中の感触と彼の感覚を教えてくれた。尊重してくれてる実感。

時折、他愛ない話も交わしながら、私はリラックスして体の感覚を追ってった。
それまでは、喘ぐのに一生懸命で、余裕を持って感じることが出来なかったのね。
少しずつだけど着実に、中心から快感が拡がるのがわかる。その新鮮さ。感動。
やがて自然と声が出始めて、彼が動きを速めて、気持ちがスッとして終わった。

・・・実は、この当時はまだオーガズムの得方を知らなかったのね。だから。
オーガズム獲得に成功したのは、別の男とだったんだけど、確かな記憶がない。
クリトリスでイケた自慰の瞬間は憶えてるのに・・・薄情な女だわ、私って(笑)
でも、サイトーさんとのやり取りは、それら以上に重大なエポックだったのね。

ああ、フェラチオの仕方を教わったのも、彼からだ。殆どの技を仕入れたね(笑)
合体しての対話と同じに、言葉をやり取りしながら、学習が出来て嬉しかった。
ただね、あの当時、私が初体験から数ヶ月しか経ってないことは言わなかったの。
それって凄く恥ずかしくて、少しは経験あるフリしてた。気付いてたかなぁ・・?


『沖田ゆかり』

代々木忠監督のAVに出てた女優。もちろん面識はないが、彼女も師匠だね(笑)
以前記事にした、私に浣腸した彼が見せてくれたんだ。面白かったし、驚いたよ。
いっぺんで彼女の大ファンになった。お手本にしたい位に惚れ込んだ。感動した。
女の私が、彼女のどこに惹かれたか?・・・容姿やエロ技ではないんだ、コレが。

それは、彼女がセックスの最中に、男に注文し続けること。喋りまくること(!)
「あぁん・・・ちがぁう、そこじゃなぁい」「そこそこ、もっとぉ・・・」
もっと具体的に、ああしてこうしてと催促してたぞ(笑)その奔放さ。自由な感じ。
コレダァ!と私はまたも意を得たのね。的はずれな刺激はエナジーの無駄よぅ〜

てな訳で、私は「注文の多い女」になった・・・これが後のSMに繋がるんだ(笑)
思い込みは捨てろと奴隷を叱りつつ、今も私は思い通りの快感を得てる、うふふ。


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