女房様とお呼びっ!
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2001年07月24日(火) 熱波/オージー

あなたは、いつもの名前や肩書きを捨て。
誰もあなたの日常を知らず、又詮索することもなく。
そこで何が起こったとしても、その中の誰とも今後一切会う可能性はない。
そんな、まるっきりの非日常の世界に身を置くことが出来るとしたら?
後に悔いを残す妊娠や性病の類も、何ら心配ないと保証されたとしたら?

さあ、夢のような乱交パーティーを妄想しよう。

・・・・・。

もうそりゃあ、普段義務的に付けているコンドームなんかくそ喰らえで、
目の前の女の脚を引き裂き、その股座に生のまんまブチ込んで、中出しして。
ヤッタ体を投げ捨てるように、精液と女の汁で白く汚れたペニスを引き抜いて。

間髪入れず、まぐわいの始終を眺めていた別の女の口の中へ突っ込んで、
女が嫌がろうが何しようが、その髪をひっ掴んで強制的にフェラチオさせて、
復活した頃合いに、唾液でべとべとになった一物をやおら女の尻穴にねじ込んで。

まんこから汁を垂らして欲情していた女は、哀れその飢えを癒されることなく、
非情にも尻から切り裂かれた恨みと痛みに泣き、金切り声を上げ、喚き散らして、
あなたはその声に更に官能を煽られて、今度は女の直腸めがけ精液を絞り出す。


やれやれと流れる汗を拭いながら、充足を得て、一息つこうとするその瞬間、
あなたの無防備な背にいきなり女がのしかかり、尻の狭間から金玉を掴まれる。
ふりほどこうにも急所をがっちり握られているので、抵抗のしようもない。

そんな無力感に襲われたあなたの首筋に、唾液にぬめる女の唇が這い、
背中に汗に湿った乳房が押しつけられ、女の腕があなたの胸に回り込む。
尖った爪先が肌をなぞりあげ、遂にはあなたの尻穴に女の指が侵入してくる。

抗う猶予も与えられず、あっと思う間もなく体の力が抜けてって、
犯される尻穴の、ある一カ所に女の指が届き、そこをぐいぐいと押されると、
今度は、あなたの方が強制的に勃起させられる羽目になる。女の吐息がかかる。

止めて欲しいような、続けて欲しいような切羽詰まった気持ちに苛まれつつ、
女の指を中心に差し込まれたまま、とうとうあなたの体は後ろへ押し倒されて、
不本意にも再び起きあがったペニスが、女の意のままにしゃぶり尽くされる。

己のペニスと女の口元に糸引く唾液が光るのを、辛うじて頭を上げて見遣る。
と、突然にその視界が阻まれて、驚きの直中、顔面に肉の圧力が被さってきて、
あなたの鼻と口を、今やべっとりと滑る粘膜が覆い、淫靡な脈動を伝えてくる。

あなたの味覚にその汁が滴ると、無意識のうちに舌が蠢き、粘膜を味わい始める。
相変わらずペニスは吸い立てられ、顔の上と股座に粘液の混ざる湿った音が響く。
尻穴の指は規則的に動作し、あらゆる粘膜を蹂躙されて、あなたは堕ちていく。

やがてペニスの内側に熱が籠もり、まさに発火寸前に包んでいた口腔が離れる。
その反動で、口元の滑った穴にぐいと舌を差し入れる。頭上に女の嬌声が響く。
が、それを楽しむ間もなく、やおらペニスが熱く収縮する粘膜に包まれる・・・!


そこであなたは、ようやく気付く。


『 複数の女に犯されている、犯されている、犯されている・・・。
  口もペニスも、女の性器に犯されている・・・。
  そして、きっとそこも狙われている・・・!         』


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