女房様とお呼びっ!
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2001年06月14日(木) 懺悔#1 〜おとーさん〜

アタシは、罪深い女です。
昔はよくテレクラで男をゲットして、酷い事をしました。

今日の懺悔は、地方から単身赴任をしていた「おとーさん」のこと。
「おとーさん」なんて言い方は、ホントは失礼なのかも知れないけれど、
アタシが憶えてる、眼鏡を掛けてて、小太りで、人の良さそうな風貌は、
やっぱり、「おとーさん」って呼びたい感じです。


電話の時に、「今何がしたい?」って訊かれて、アタシはこう答えました。

「髪が洗いたい。」
「でも、アタシんちお風呂がないから洗えない。」
「誰かお風呂に入れてくれて、髪洗ってくれないかなあ・・・。」

京浜急行沿線のおとーさんのアパートには、ちゃんとお風呂がありました。
近くのセブンイレブンで待ち合わせをして、お菓子を買って貰ってついてった。
まだ夕方前だったけど、
着くとすぐに、アタフタウキウキとお湯を張ってくれました。
きっと、この後の期待に胸を膨らませて、支度をしてくれたんだと思います。
アタシの服を一枚一枚丁寧に、ショーツまで脱がせてくれて、
ヒトひとり入るので目一杯の、ユニットの小さな浴槽に入れてくれて、
狭いお風呂場の中で、汗だくになって、アタシの長い髪を洗ってくれました。
カラダまでちゃんと洗ってくれたよね、足の指の一本一本まで丹念に。

たぶん、おとーさんには普段縁のない、
マネキンみたいなスタイルの、若いオンナのカラダ!
眼鏡曇らせて一生懸命、慣れない手つきが余計に可愛かった。
色々注文つけたけど、アタシはとても楽しんでたよ。

それから、バスタオルで濡れたカラダを拭って、
家具もない、殺風景な六畳間に敷いた布団の上に寝かせてくれて・・・。
やっと出来ると思ったでしょう?おとーさん。
だから、うんと優しかったね。
「マッサージしてぇ」とねだったら、二つ返事でしてくれて、
途中で「こんな物、知ってる?」って黒いバイブレーター出してきて、
そのあとは性感マッサージ、イクまできちんとしてくれた。

おとーさんのしてくれた事、全部気持ちヨカッタです、嬉しかったし。
でもその頃のアタシは、若くてスタイルが良いことを鼻に掛けて、
「ソレ見れただけでイーじゃん、触れたんだから儲けモンじゃん?」
というタカビーな女だったので、おとーさんには何にもせずに、帰してもらった。


それっきり会うこともなかったけど、お元気ですか?
あの時はありがとう、そして今更だけどゴメンネ・・・。
それから、ひとつ訊いてもいいかなぁ?

おとーさんは、マゾだったの?


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