女房様とお呼びっ!
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2001年05月14日(月) オーガズムのゆくえ

「女王様ってどーやってイクんですか?」
なんて、無邪気な質問をよく受ける。確かに、そう訊きたい気持ちはわかる。
鞭振り回して、ローソク垂らして、男を足で踏んづけて、何がキモチイイのか?

「秘密です♪」
なんて、答えをはぐらかしているが、通常はありきたりな、クリトリスだの、
Gスポットだの、ポルチオ(註1)だの、そういう所に物理的な刺激を受けて
つまり、M魚の舌や指やちんこや玩具や自分の指を使って、オーガズムを得る。
SMプレイであっても、肉体がイクときゃ同じってことだ。んが、しかし。

「アタマでイク」
なんて言葉をよく聞くし、また口にする。そして、これは本当に起きている事だ。
欲情する相手と共にいて、互いの性器に触れもせず、自身のそれも放ったらかして、
それでもオーガズムに達しあう。異次元の旅へと同道する。ナゼダ?

ここに、生理学的にはどうにも納得しづらい「忘我」が存在する。
通常の性感の高まりと同様、呼吸があがり、心拍数が増え、体温が上昇し、発汗する。
激しい興奮が体を貫き、身の置き所のないようなどうしようもなさが訪れる。
丁度まんこでイク寸前に息むように、胴震いがする感覚がある。息が詰まる。
次の瞬間、それが爆発する。恐ろしい感動のようなものがやってくる。
総毛立つような感覚もある。聴覚や視覚ががらりと変化するときもある。
まさに我を忘れる。文字通り、頭の中が真っ白になってしまう。(註2)

頭で、精神で、たましいでファックする。何やら、高尚そうに聞こえるが、
つまりこれが変態の、変態であるがゆえの、変態らしいやり方なのだ。

・・・・・

註1:
膣の奥に位置する子宮口、ここの刺激でイクのは、そりゃすげーーです。
ただし、M魚がそこまで私をもってけるように調教するのは、至難の技ですが。
註2:
この感じ、セックスによって深ーい快感を得ている方は思い当たるのでは?
てな訳で、やはしSMは性行為なのです。だから、止められないのです。
ワタクシはSMもセックスも好きだーっ!!まだまだヤルぞ!どんどんイクぞ!


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