女房様とお呼びっ!
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2001年05月11日(金) ボクハアナタノタンポンニナリタイ

つい先頃、ワタクシの今月分の月経は終わってしまった。

間の悪いことに、こんなタイミングでKから連絡が入る。つい溜息が漏れる。
「バカね、遅いわよぅ・・・」「あぁぁぁ・・・」
私達は、とあるプレイの絶好のチャンスをまたも逸してしまったのだ。
Kはワタクシの奴隷ではない。月に一度のお楽しみを分け合う同志である。

Kは私のまんこの中に棲んでしまいたいと夢想する。
おりものや愛液にまみれて私の匂いに染まり、経血で赤く染まりたいと言う。
「タンポンに生まれればヨカッタネ」「はぅぅ・・・」
彼との会話は楽しい。その情景を互いに思い浮かべて欲情しあう仲なのだ。

・・・・・

さんざお預けを喰らったKは、やっとのことで生理中の私の股間に顔を埋め、
クリトリスに鼻先を押し当てて、ありったけの匂いを吸い込もうとしている。
たぶん、その息を吐き出すのが惜しいに違いない。そのままだと窒息するぞ?
漸く口から息を吐く。湿り気を帯びた空気の塊が、陰毛を揺らして吹き上げる。

Kの視界は私の太股で阻まれて、彼は嗅覚と触覚だけの生き物となる。
それでもまだ、唇で触れる許可は下りない。舌を伸ばすことを許されない。
指示を待ち侘びる彼の耳朶が、股の内側にひしがれて充血している。指で弄る。
男の口から漏れる女のようなか細い嬌声に、私はいよいよ昂ぶっていく。

「ほら、タンポンの紐の端っこを歯で噛んでごらん」
「はいっ・・あぁぁぬるぬるしてますぅ・・」
「当たり前よ、それはアタシのおつゆでしょ?一回ちゅぅって吸いなさい」
「はいぃぃ・・素敵なお味がしますぅぅ・・」
「喋ってないでちゃんと噛んでるの。そう、それ以上顔を動かしちゃ駄目」

私は、股の間からKの頭を引き剥がすように、ゆっくりと腰を引いていく。
まんこのびらびらを内から押し開くようにして、徐々にタンポンが現れる。
経血をたっぷりと吸った筒状の塊は、細い一本の紐でKの口と繋がっていて、
きっともう既に、彼のたましいはタンポンと同化していることだろう。

明らかに性感を伴った引力が、私の穴の壁を引き延ばす。キモチイイ。
心地よさを楽しみながら腰を引く。と突如、スポッと引力から開放されて、
不意に性感を断たれた虚脱感と、脱糞したような爽快感に理性が戻る。
ああそれなのに、目の前のKは唇の真ん中に赤黒いタンポンをぶらさげて、
焦点の定まらない虚ろな目のまんま、未だ夢の中にいるらしい。

「顎の先がタンポンの血で汚れてるわ。なんて顔なの・・」
「いいって言うまで、そのままじっとしてるのよ・・」

そう言葉を継ぎながら、次第にまた、私の中の変態がざわめき始める。
胸苦しくて、堪らなくって、ワタクシは、舌で彼の顎先の汚れを舐め取ると、
その唇の端にキスをして、血の匂いの唾液を流し込んだ。


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