皇后杯全日本女子選手権1回戦
福岡Jアンクラス−愛媛FCレディース
三木防災陸 11月14日 11時 ピッチ良 晴れ
福岡 愛媛
−−−田頭−−吉澤−−− −−−−−阿久根−−−−
−−−−−−−−−−−− 西川−中田−−小川−川村
渋谷−堂下−−野村−飯村 −−−−−山城−−−−−
倉原−柳田−−花田−伊藤 西村−佐藤−小野山−串山
−−−−−嶋田−−−−− −−−−−上野−−−−−
福岡 監督:八木邦靖
GK 1 嶋田萌 91.10.26 162 50 武蔵丘短大シエンシア
DF 4 柳田詩織 92.01.08 164 58 武蔵丘短大シエンシア
5 花田亜衣子 87.10.29 161 58
15 倉原穂奈美 90.11.27 162 52 ジュ ブリーレ鹿児島
18 伊藤知沙 86.04.23 162 56 ジュ ブリーレ鹿児島
MF 2 飯村亜美 90.04.29 154 49 尚美学園大
6 堂下弥里 86.12.20 158 54 アルビレックス新潟レディース
14 野村遥加 96.08.06 165 50 前登録なし
17 渋谷由美子 86.11.18 154 49 大分トリニータレディース
19 吉澤亜依 89.09.26 162 55 スペランツァFC大阪高槻
FW 9 田頭陽子 87.12.10 168 62 TASAKIペルーレFC
リザーブ
GK 16 西田杏梨 98.03・31 154 50 前登録なし
MF 8 藤本優希 85.08.11 156 55 バニーズ京都SC
愛媛 監督:江後賢一
GK 21 上野友紀子 80.06.20 164 58 スペランツァFC大阪高槻
DF 2 西村望 87.04.04 156 48 ニューウェーブ北九州レディース
3 佐藤裕美 79.06.26 157 51 ブッチギリ
6 小野山奈々 92.11.15 162 51 環太平洋大学短期大学部←宇和島南中等教育学校
13 串山早希 91.04.23 154 56 愛媛女子短期大学←鳳凰高校
14 小川真名美 93.12.05 144 35 大阪桐蔭高校
MF 7 西川早弓 90.10.05 157 47 岡山湯郷Belle
10 中田麻衣子 83.08.27 158 46 愛媛女子短期大学←岡山湯郷Belle
15 阿久根真奈 93.12.15 157 55 神村学園高等部
18 山城見友希 91.08.23 154 47 愛媛女子短期大学←神村学園高等部
27 川村明梨 94.11.23 150 45 ジェフユナイテッド千葉レディースU−18
リザーブ
GK 1 大迫華子 90.09.26 167 67 愛媛女子短期大学←鹿屋市立鹿屋女子高校
DF 22 向谷綾香 94.02.04 154 52 岡山県作陽高校
MF 8 岩本有加 92.01.31 157 48 愛媛女子短期大学←松山東雲FC
11 葛間理代 84.05.09 157 47 福岡Jアンクラス
29 小野未侑 94.11.23 160 49 HOYOスカラブFC
福岡はフィールドプレーヤー1人、GK1人のリザーブが2人しかいない。愛媛は昨年の国体でここで絶賛した福岡選抜主将でニューウェーブ北九州所属の西村望が移籍している。サッカーを中心とした生活への覚悟を決めたのだろう。愛媛はいつ見ても中田麻衣子のプレーイメージにチームメートがついていけない印象のチーム。愛媛は某選手が前登録伊予銀行ソフトボール部となっていて、体格も並でFWだしよほど身体能力が高いのだろうか。今のチャレンジリーグだと、未経験者は相当厳しいと思うが。しかもソフトなら小さいころからソフト一本でやってきた可能性が高そうだし。
試合開始。すぐにわかったのは愛媛のCB陣とアンカーが技術不足で守備力も低く、攻守にミスが目立つこと。一方左右にサイドバックは期待通り能力が高い。右の串山はアップダウンが目立ち、左右両足でクロスを上げてくる。タテだけ切ればいい選手ではないのだ。当たりにも強い。左の西村は中田のプレーイメージについていけるクレバーさと右利きながら正確な左足があり、やはり両足使い。左ハーフの�Ю樟遒皀�レと正確な右足クロスがある。中田のイメージにもついていけなくもない。福岡はCB�ぬ�田が快速でなかなかのCB。2分、右CK�ζ臆爾離�ックをヘッドもセーブ。11分��田頭の力強いポストプレーを�概庇靴�左シュート、外れる。田頭は典型的なCFですね。13分、福岡��田頭の右クロスを�噂唾�シュートも上に外れる。決定機。福岡は��田頭にボールを集めて形を作る。愛媛はCB陣の弱さを突かれる。17分、愛媛、�Ю樟遒�ら裏の��中田へ、1対1なりかけもシュートは正面。決定機。��中田は足元で受けたりスペースで受けたりと絶えず変化をつけている。直後にも�Ю樟遒虜献�ロスに27川村トラップミス。19分、27川村のクロスを��小川スライディングシュートもブロック。22分、愛媛、安易にクサビのボールを入れようとしてカットされ、福岡が左に展開、�噂唾�のクロスを��田頭が受けて1対1を左隅に決める。1−0。27川村のスピードは素晴らしいが技術はあまりない。こう見ると、愛媛はチーム内で個人能力の差が大きい。35分、福岡��野村が右でカット、愛媛は��佐藤がマークに行かなければならないのだが、人数の足りている中を気にして行けず、まんまとシュートを許してしまう。右上を襲うがセーブ。超決定機。��佐藤のポジショニングミスだ。36分、愛媛�屋貌�、福岡�概庇靴肪イ錣譽潺疋襪蘯紊ぁ0ι欧聾緤�中央でミスが多い。45分、愛媛��串山カットから��阿久根と��中田が抜け出しGKと2対1、左フリーの��中田ではなく��阿久根がGKをかわしにかかり、ペナ外で止められたかに見えたが、GK�‥菘弔�故意のハンドで1発退場。急遽�屋貌�→�粟湘帖�正面18mFKを�Ю樟遒�右上に決めて1−1と追いつき前半終了。
前半のシュート数は7対5、GK6対4、クロス数2対3、ファウル数3対3。まあ愛媛ペースながら、ミスで奪われてカウンター食らっていました。これではチャレンジリーグでは厳しいでしょう、と思って調べたら福岡5位で愛媛8位なんですね。
後半開始。福岡は4−4−1に組み換え。飯村(背番号2)がRB、吉澤はRHに下がり、長身田頭の1トップへ。↓の通り。
−−−−−田頭−−−−−
−−−−−−−−−−−−
渋谷−堂下−−野村−吉澤
倉原−柳田−−花田−飯村
−−−−−西田−−−−−
いきなり愛媛攻め立てる。27川村がドフリーで右クロスもミスキック。5分、�∪沼爾�ら裏へ飛び出した��中田へ、GK抑えるが、やはりこの二人はクレバーでプレーイメージがあっている。愛媛はCB陣のパス回しが拙く、数的優位を活かせない。27川村はスピードはすごいのだが、引いた相手を崩すだけの技術がない。�Ю樟遒郎限�クロスの精度が低い。63分、右CKで�Ю樟遒離�ックを跳ね返し�音馨覬Ε�ロスに��阿久根ヘッド、上を襲うがクリア。愛媛��中田→29小野。66分、いきなり29小野右突破、クロスはカット。右CKに。69分、愛媛ショートコーナーから��串山が左足シュート、上に外れる。決定機。74分、愛媛��小川のパスを��阿久根がドフリーで決める。1−2。81分、愛媛�∪沼爾留β�での左クロスに29小野突っ込むが合わず。82分、愛媛��小川→�┫篷棔�84分、愛媛、左80度30mFK、�Ю樟遒�左隅に決める。GKのミスってほどでもないが、いいGKなら防げましたね。87分、愛媛27川村→��葛間。90分、愛媛�∪沼爾虜献�ロスを福岡DFがクリアに行くところを味方に当たり、跳ね返りがGKの上をふわりと越える。ゴールイン。1−4。オウンゴール。結局1−4でタイムアップ。
後半シュート数は1対11(5)、CK数は0対5、GK数7対0、クロス数1対12、ファウル数1対4.FK数0対1。すべての数字が愛媛ペースを物語っていましたね。この試合に限れば、力の差は大きかった。退場者を出す前から愛媛ペースだった。ただ�∪沼爾箸���串山とか��中田とほかの選手との力の差を考えれば、まだまだかな、と。愛媛国体で優勝を狙うチームとしては物足りない。福岡では�ぬ�田と��田頭が気に入りました。
第2試合のC大阪はU−15から立ち上げて、3年目の昨年レディースとして15歳以上を切り離し、今年は最高学年が高校1年生というチームでチャレンジリーグ残留を果たした。今までに2回観ているが、経験を積んだチームがどこまで伸びているかを見たかった。
皇后杯全日本女子選手権1回戦
鳳凰高校−セレッソ大阪レディース
三木防災陸 11月14日 14時 ピッチ良 晴れ
−−−仲地−−井之脇� 檗 檗檗殘酊鮫罅殃�田�罅檗�
−−−−−−−−−−−− −−−−−−−−−−−−
増田�‐硝棔檗欟拘岫ヽ�川 前川�罅殞哭罅欅羮絖羸湘牒�
假屋−久木山��武田−平園�/甲罩罅歸讚 飮嵋爿‐掌境�
−−−−−東−−−−−− −−−−−福永� 檗檗檗�
鳳凰 監督:嶋田正照
GK 1 東日向子 95.12.26 160 55 和泊町立和泊中
DF 2 平園和 97.08.14 157 52 西之表市立種子島中
3 久木山梨奈 96.07.08 167 54 鴨池FCアサヒナジュネーム
5 武田菜津美 95.12.20 170 55 FC ALEGRE CAMINHO
6 假屋麻衣子 95.06.01 154 46 出水市立野田中
18 芥川奈美江 95.05 02 155 46 宇土市立鶴城中
MF 8 松本苑佳 95.05.16 153 45 大分トリニータレディース
12 狭間美佳 97.04.28 157 53 日置シーガルズFC
14 増田玲那 97.10.09 157 49 大隈NIFS FC U−15
FW 9 井之脇朱音 98.01.18 162 52 日置シーガルズFC
10 仲地比奈子 95.12.16 160 54 琉球大学教育学部附属中
リザーブ
GK 20 加納りん 97.06.02 165 55 アンベリール島原
DF 4 高山瑳季 95.12.24 157 50 FC ALEGRE CAMINHO
MF 7 米里ひなた 97.12.14 160 53 奄美市立朝日中
11 桑原亜子 97.07.21 160 51 ペガサスFC鹿児島
22 上野侑海 97.10.25 156 48 徳之島FC
C大阪 監督:竹花友也
GK 1 福永絵梨香 97.08.19 166 64 高槻FCジュニアユース
DF 3 東茉南 97.06.24 161 50 C大阪レディース←Erba FC
4 志摩彩奈 97.05.17 156 52 ガンバ大阪門真ジュニア
16 森中陽菜 00.02.18 153 43 C大阪レディース←スポーツネットSC
MF 8 松原志歩 97.07.07 160 50 Erba FC
9 西田明華 97.11.16 159 52 島田FC
14 林穂之香 98.05.19 156 46 京都神明JSCスポーツ少年団
23 井上陽菜 99.09.16 155 47 C大阪レディース←摂津イレブンJSC
FW 13 前川美紀 98.08.24 155 44 今津サッカースポーツ少年団
15 宝田沙織 99.12.27 164 49 FCひがしジュニア
17 野鳥咲良 99.04.25 153 43 C大阪レディース←アクバスSC
リザーブ
GK 21 石躍奈々 99.03.01 161 57 南甲子園サッカー部
MF 10 田中実夏 97.07.13 159 52 FCヴィトーリア
19 脇阪麗奈 99.05.02 158 47 C大阪レディース←北大冠FC
24 藤原のどか 99.10.24 148 42 FC TIAMO交野(第3種)
FW 11 玉櫻ことの 98.02.17 150 37 香芝市三和スポーツ少年団サッカー部
試合開始。立ち上がりからC大阪がボールを支配する。ショートパスをつなぎ、空いている味方を見つけ、ワンタッチ・ツータッチで回す。ドリブルはほぼなく、一人のマーカーを外すプレーくらい。技術志向のチームだが、メニーナやかつてのラガッツァみたいにドリブルとワンツーで中央突破するわけはなく、スピードも体格も並だ。サッカーにおける3B(ボールテクニック・ブレイン・ボディバランス)は備えているが、フィジカルが弱い。そのため鳳凰に当たり負けては奪われる。キック力にも差があるから、サッカーがどんどん小さくなる。なのに局面を打開できない。対する鳳凰がCBコンビが高く簡単に跳ね返すし、��仲地のキープ力もすごい。そしてボールを蹴る音が明らかに違う。ロングボールに競り勝てるし、守備力も高いので、C大阪に回されてもチャンスを作らせないのだ。これでは力の差が大きいな、と思い始めた12分、鳳凰左CKにC大阪が油断して全く無警戒のショートコーナーでつなぎ�┥硝椶�左寄り25mの弾丸ミドル、右上に決まり鳳凰先制!GK福永はノーチャンスだった。14分、C大阪��前川の左クロスは��宝田に合わず。18分、鳳凰�∧娠燿��す盪魁2�我ではない。20分、鳳凰、��仲地カットから右裏に出してC大阪ファウル。右45度35mFKで�π餡阿�左足でファーにあわせてくるがGKナイスキャッチ。やはり福永がいいGKだ。身体能力的にもC大阪ではずば抜けている。22分、C大阪��宝田右からドリブルシュート、GK正面。23分、C大阪��宝田がポストに入るが、鳳凰CB陣のパワーの前にあっさり潰される。25分、C大阪、左FK、�或甲罎虜限�に�洩酊擦�ヘッドで合わせるも左に外れる。31分、鳳凰��中地が左スペースへ、C大阪の当たりにびくともせずクロス。直後にも��仲地がポストに入り、C大阪CB陣はどうにもならない。シュートは撃たせなかったが。39分、鳳凰、右40度35mFK、�π餡阿虜限�キックに中央で170cm武田が打点の高いヘッド、右上隅に突き刺さる。シュート2本で2ゴール。これもGK福永ノーチャンス。結局前半は2−0で終了。
前半のシュート数3(3)対5(2)、CK数2対1、GK数5対0、クロス数7対4、ファウル数4対6、FK数2対1。C大阪のほうがずっと回していたのにクロス数で鳳凰が上なのは、上げれば勝てるという確信があってのこと。ファウル数もパワー差がありすぎてC大阪はファウルで止めざるを得ないシーンが多かったということ。つまり鳳凰のほうが一枚も二枚も上だった。そもそも鳳凰の守備力はINAC相手でも健闘したことがあるくらい粘り強いチームなのだ。C大阪のパス回しが如何に巧みでも自ら運動量を上げて鳳凰を消耗させなければ90分持つだろう。その運動量を支えるスタミナも鳳凰のほうがずっとありそうだ。
後半開始。48分。C大阪��林が中央に突っ込みミドルも弱くGK正面。49分、鳳凰、左パスに��仲地がポストで落とし��井之脇が左足ミドルも上に外れる。54分、鳳凰��増田→��桑原。ここからC大阪の単調なつなぎが続く。リズムの変化がないし、ギャップで受けてもキープしきれないから戻すしかなく、中央を突破するシーンも皆無。メモ取るシーンもないまま時間が過ぎ、66分、C大阪��前川→�穫萄紂K迷膣В藤箪仗箸箸いΔ海箸蝋眥个世福4儺劭横娃疑諭�71分、C大阪��宝田→��玉櫻。73分、鳳凰、左CKで�π餡阿忘限�キックに��狭間ヘッド、ライン上でブロック。75分、C大阪�洩酊擦�ドリブルで2人かわし中央シュートも上に外れる。決定機。こういうプレーがほしかった。78分、C大阪ペナ内で��玉櫻に入るが潰される。84分、C大阪、��玉櫻ポストプレー、さらに�洩酊擦�落とし��西田ミドルもわずかに上。決定機。85分、C大阪、右クロスのこぼれをボレー、大きく上に外れる。直後にも��西田が右深く切れ込みグラウンダーのクロスはGKキャッチ。88分、鳳凰��井之脇→��米里。結局2−0で終了。
鳳凰の足が止まった終盤にC大阪はチャンスも作ったが、総じて鳳凰が上でしたね。C大阪はエリートチームなのに身長もスピードも並というのが不思議だ。パワーは学年差もあるんでしょうけど。技術系のチームとしては珍しいタイプ。シンプルなプレーを心がけている。しかし鳳凰との差が学年の差というだけではないと思うのだが。この年代で技術系のチームで中央をこじ開けられないようでは、2年後も追いつけるとは限らない。スバ抜けた選手は福永だけだろう。