2005年07月10日(日) |
総理大臣杯決勝 早稲田大−関西大 |
早大 関西大 −−−山本−−高橋−−− −−−阪本−−櫻田−−− −−−−−兵藤−−−−− −−−−−安藤−−−−− 玉田−金田−−鈴木−徳永 吉村修−−亀ケ淵−−古橋 −−−岡−金守−山口−− 大屋−松田−−門田−佐藤 −−−−−時久−−−−− −−−−−森田−−−−−
4分、右サイドのパス回しから関大RB佐藤が楽な体勢から右クロス、ニアの阪本の頭にピッタリ合い関大先制。11分、鈴木のパスに高橋が抜け出しかけるもシュートはDFブロック。関大は13分にも吉村が抜け出しかけシュートもサイドネット。決定機。15分、徳永にアフタータックルで警告。早大は圧倒的にボールを支配するも最終段階でのチャレンジがなく、決定機をなかなか作れない。そしてカウンターを受けかけるところでのファウルが多い。22分、玉田がタテに突破するも左足クロスは精度を欠く。28分、高橋はハーフ付近からドリブルで持ち込みフェイクでDFをはずしてシュートも上に外れる。決定機。30分、早大・高橋→渡邉千真。ターゲットになれる選手を置き、より前線でチャンスメイクさせる策か。31分、早大の左パスが鈴木に入り正面からシュートもGK正面に飛ぶ。決定機。32分には早大・兵藤の右クロスのこぼれを押し込めず。決定機。33分には関大・大屋から吉村にスルーパスが通りGKと1対1も時久が好キャッチ。38分には早大・玉田がタテ突破、しかしまたもクロス精度を欠く。43分、玉田がタテ突破、クロスは関大DFがニアで跳ね返す。44分、玉田が抜け出すもオフサイド。ロスタイム、関大・古橋が右クロス、GK時久がCKへ逃げる。阪本の右CKを吉村がニアで頭でそらしゴール。0−2。
ハーフタイム、早大・山本→松橋優。
2分、松橋、アフタータックルで警告。3分には金田がトリッピングで警告。6分、鈴木の展開を渡邉が右から折り返し松橋が決めて1−2。9分、早大・玉田が左クロス、中に合わず。11分、玉田→中島。直後の中島の左クロスの際徳永がペナ内で倒されたかに見えたがノーファウル。13分、関大・大屋の左クロスはファーに合わない。18分、早大・中島の左クロスを渡邉が楔に入り、兵藤が落ち着いて決めて2−2。ここまでは早大ペースだったが関大も盛り返す。関大・吉村→木元。20分、関大、左を起点に中へパスがとおり古橋がフリーでシュート、GK時久キャッチ。決定機。24分、早大・中島の左クロスが渡邉へ、胸トラップしてシュートも弱い。決定機。25分、関大の好ロングボールも金守好カバーでCKへ逃げる。しかし左CKのニアへ安藤が飛び込み、最後はオウンゴールで3−2となる。27分、関大・RB佐藤の右クロスを阪本ヘッド弱い。決定機。28分、正面25m、兵藤のFKは上ネットへ。29分、早大・兵藤から中の渡邉へ、切り返してシュートもDFブロック。決定機。続く右CKでヘッドがバーを叩きこれを山口が押し込むが、ファウルでノーゴール。早大はリスクを犯して猛攻に出る。32分、関大・亀ケ淵→北橋。34分、徳永の右クロスを受けての鈴木修人のシュートは関大DFがブロックし左に外れる。決定機。36分、早大・渡邉が落としたボールに抜け出した松橋がダイビングを犯したとして2枚目の警告となり退場。ミスジャッジ。DFはユニフォームを引っ張っていた。早大は一層前がかりになるが関大もカウンターを狙う姿勢を崩さない。40分、櫻田がロングボールを受けコントロールシュートも外れる。決定機。41分、木元の左クロスがファーの古橋に合うがシュートは左に外れる。決定機。終盤関大は大屋・北橋と立て続けに警告を受ける。ロスタイム、徳永の右クロスに兵藤がファーで受けるがハンド。関大は古橋→吉村勇一郎。結局3−2と関大が逃げ切り初優勝を果たした。
ボールポゼッションでは早大が上回り、決定機やその糸口の数でも優った。しかしクロスに対する守備の乱れから3失点を喫し、関西大が優勝する結果となった。関西大は中盤が集中力を切らさず最後までよくボールを追いかけたことが勝機を高めた。この結果、関西大は天皇杯とインカレの出場権を得た。また、それにともない、関西3位の大院大が繰上げで天皇杯大阪大会の出場権を獲得した。
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