●国体近畿ブロック大会 ☆成年男子 ○1回戦(8月13日) 滋賀1−0和歌山 京都1−0奈良
○2回戦(8月14日) 大阪0−1滋賀 京都2−0奈良
○決勝(8月15日) 滋賀0−1京都
☆成年女子(会場:太陽が丘球技場B) ○1回戦(8月13日) 和歌山0−8大阪 奈良1−4京都
○2回戦(8月14日) 兵庫5−0大阪 京都0−1滋賀
○決勝(8月15日) 兵庫4−0滋賀
☆少年男子(会場:太陽が丘陸) ○第1日(8月13日) Aブロック 京都1v−0和歌山 Bブロック 奈良2−0大阪
○第2日(8月14日) Aブロック 京都1−0兵庫 Bブロック 奈良1−3滋賀
○第3日(8月15日) Aブロック 和歌山2−1兵庫 Bブロック 大阪1−1(PK4−3)滋賀
本大会には成年男子は京都、成年女子は兵庫、少年男子は京都・和歌山・奈良・滋賀が出場する。
成年男子の京都はJFL佐川印刷単独チーム。昨年までは選手供出を拒否していた。単独での出場以外はお断りという方針なのかもしれない。同じくJFL佐川急便単独チームで臨んだ大阪は関西リーグ所属チームがひとつもない(高田FC所属選手が一人いる)滋賀に敗戦。BIWAKO SC SHIGAとかHIRAというのはびわこ成蹊スポーツ大の社会人登録チームなのだろうか?成年女子では兵庫が五輪のため主力5人抜き。大阪は下小鶴一人で、絶好のチャンスだったが兵庫まさかの大勝。もちろんベストメンバーが揃う本大会では大本命だ。
●全国高等専門学校サッカー選手権大会 ▼会場:富山・五福運動公園陸上競技場ほか ■8月7日(土)1回戦 鹿児島(九州1) 7-2(3-2) 石川(北信越2) 群馬(関東2) 1-0(1-0) 苫小牧(北海道) 富山商船(開催国) 4-1(3-0) 弓削商船(四国A) 宮城(東北1) 1-2v(0-0,1-1,0-1) 宇部(中国A) 木更津(関東1) 1-3(1-3) 富山(北信越1) 徳山(中国B) v3-2(1-2,1-0,1-0) 大分(九州2) 新居浜(四国B) 2-0(0-0) 一関(東北2) 沼津(東海) 1-0(1-0) 神戸市立(関西)
■8月8日(日)2回戦 富山(北信越1) 1-5(0-3) 徳山(中国B) 鹿児島(九州1) 7-0(5-0) 群馬(関東2) 新居浜(四国B) 2-3v(0-1,2-1,0-1) 沼津(東海) 富山商船(開催国) 0-4(0-2) 宇部(中国A)
■8月9日(月)準決勝 鹿児島(九州1) 2-1(1-0) 宇部(中国A) 徳山(中国B) 1-4(1-1) 沼津(東海)
■8月10日(火)決勝 鹿児島(九州1) 2-0(2-0) 沼津(東海) 優 勝:鹿児島(九州1) 準優勝:沼津(東海) 第3位:宇部(中国A)、徳山(中国B)
●全日本高校女子サッカー選手権大会 ▼会場:磐田スポーツ交流の里ゆめりあ ■8月4日(水)1次ラウンド 1日目 ・Aグループ 福井工大附属福井高校(福井県) 2-2(0-1) 吉原高校(静岡県) 聖和学園高校(宮城県) 4-1(3-0) 埼玉栄中学・高校(埼玉県) ・Bグループ 日ノ本学園高校(兵庫県) 6-0(3-0) 横浜国際女学院翠陵高校(神奈川県) 北海道文教大学明清高校(北海道) 2-0(0-0) 豊国学園高校(福岡県) ・Cグループ 常盤木学園高校(宮城県) 8-1(6-1) 宇和島南高校(愛媛県) 埼玉平成高校(埼玉県) 1-1(1-1) 藤枝順心高校(静岡県) ・Dグループ 桐陽高校(静岡県) 3-0(1-0) 総社高校(岡山県) 啓明女学院高校(兵庫県) 0-7(0-4) 神村学園高等部(鹿児島県)
■8月5日(木)1次ラウンド 2日目 ・Aグループ 福井工大附属福井高校(福井県) 0-6(0-4) 聖和学園高校(宮城県) 吉原高校(静岡県) 1-5(1-3) 埼玉栄中学・高校(埼玉県) ・Bグループ 日ノ本学園高校(兵庫県) 0-1(0-1) 北海道文教大学明清高校(北海道) 横浜国際女学院翠陵高校(神奈川県) 1-3(0-2) 豊国学園高校(福岡県) ・Cグループ 常盤木学園高校(宮城県) 3-0(3-0) 埼玉平成高校(埼玉県) 宇和島南高校(愛媛県) 1-5(0-3) 藤枝順心高校(静岡県) ・Dグループ 桐陽高校(静岡県) 0-1(0-1) 啓明女学院高校(兵庫県) 総社高校(岡山県) 0-5(0-3) 神村学園高等部(鹿児島県)
■8月6日(金)1次ラウンド 3日目 ※上位2チームが決勝ラウンドに進出。 ・Aグループ 福井工大附属福井高校(福井県) 0-9(0-3) 埼玉栄中学・高校(埼玉県) 吉原高校(静岡県) 0-6(0-2) 聖和学園高校(宮城県) 【Aグループ 順位】 1位:聖和学園高校(宮城県) 勝点9 2位:埼玉栄中学・高校(埼玉県) 勝点6 3位:吉原高校(静岡県) 勝点1 得失点-10 4位:福井工大附属福井高校(福井県) 勝点1 得失点-15 ・Bグループ 日ノ本学園高校(兵庫県) 2-0(1-0) 豊国学園高校(福岡県) 横浜国際女学院翠陵高校(神奈川県) 1-2(0-2) 北海道文教大学明清高校(北海道) 【Bグループ 順位】 1位:北海道文教大学明清高校(北海道) 勝点9 2位:日ノ本学園高校(兵庫県) 勝点6 3位:豊国学園高校(福岡県) 勝点3 4位:横浜国際女学院翠陵高校(神奈川県) 勝点0 ・Cグループ 常盤木学園高校(宮城県) 3-0(3-0) 藤枝順心高校(静岡県) 宇和島南高校(愛媛県) 2-5(1-3) 埼玉平成高校(埼玉県) 【Cグループ 順位】 1位:常盤木学園高校(宮城県) 勝点9 2位:藤枝順心高校(静岡県) 勝点4 得失点+1 3位:埼玉平成高校(埼玉県) 勝点4 得失点0 4位:宇和島南高校(愛媛県) 勝点0 ・Dグループ 桐陽高校(静岡県) 2-5(0-2) 神村学園高等部(鹿児島県) 総社高校(岡山県) 0-4(0-0) 啓明女学院高校(兵庫県) 【Dグループ 順位】 1位:神村学園高等部(鹿児島県) 勝点9 2位:啓明女学院高校(兵庫県) 勝点6 3位:桐陽高校(静岡県) 勝点3 4位:総社高校(岡山県) 勝点0
■8月8日(日)決勝ラウンド 準々決勝 常盤木学園高校(宮城県) 2-1(1-0) 啓明女学院高校(兵庫県) 神村学園高等部(鹿児島県) 7-1(2-1) 藤枝順心高校(静岡県) 聖和学園高校(宮城県) 3-0(2-0) 日ノ本学園高校(兵庫県) 北海道文教大学明清高校(北海道) 4-1(3-0) 埼玉栄中学・高校(埼玉県)
■8月9日(月)決勝ラウンド 準決勝 聖和学園高校(宮城県) 0-1(0-0) 常盤木学園高校(宮城県) 北海道文教大学明清高校(北海道) 0-2(0-0) 神村学園高等部(鹿児島県)
■8月10日(火)決勝ラウンド 決勝 常盤木学園高校(宮城県) 1-2(1-1) 神村学園高等部(鹿児島県) 優 勝:神村学園高等部(鹿児島県) 準優勝:常盤木学園高校(宮城県) 第3位:北海道文教大学明清高校(北海道)、聖和学園高校(宮城県)
厳しい言い方になるが、五輪の男子は酷いものだった。形を一応作ってしまえばそれで終わりになってしまうのが、トレセンなどでもそうだが、未熟な指導者の悪いクセだ。叩き上げの指導者は、例え理論だった指導法など何一つ学んでいなくとも細かい部分を厳しく追求するもの。山本式3バックの動きはトルシエ式とウリ二つだが、ディテールの詰めはまるで甘かった。五輪本番での大量失点もやむを得ないというか、納得である。山本氏自身はどんな結果になろうともトルシエと異なり責任を追及されないだろうが。次回は(サテライトなどではなく)まともな、責任ある監督経験を持つ人物にお願いしたいもの。
女子のほうは、まずまず納得の内容である。私が今まで上田氏に対して不支持の姿勢を貫いているのは、やはりディテールの甘さが気になることと、女子の監督経験がまったくなく、メンタルコントロールなどチーム管理の不安が大きかったからである。実際W杯予選でのつまづき、本大会での甘さ(例えば以前ここでも書いたことだが、ドイツ戦のサイドのケアの甘さ、守備の甘さなどである)といった決して見落とせない失敗、少なくない犠牲はあったと思う。マカオ代表時代でもフットサルからA代表に至るまで、上田氏はそれなりの形を作ってそれなりにスコアをまとめて、それで終わりだった。しかしここにきて、厳しい守備を各自がこなすようになってきた。約束事を守り、頑張って走ってそれで終わりではなくなった。スウェーデン2トップに対するファウル連発、スレスレのプレーも以前なら考えられなかったことだ。もちろん、こんなことW杯前には出来ていなければならなかったのだが。女子はもともと経験を積んだ指導者自体が少ない。今の上田氏ならアテネ五輪後も続けてもらっても不満はない。ただ、本来なら海外から指導者を招くべきだと思う。ノルウェーから金メダル監督を招いたカナダ協会よりもJFAのほうが金はあるはずだ。フランクフルトの監督とか呼べないものだろうか?
なお結果については複雑な気持ちである。スウェーデンは本来勝ち目がない相手である。純粋にサッカーファンとしては、調整ミスを犯してしまい、しかも世界最強2トップの片割れがケガでさっぱりというスウェーデンは見たくなかった。ドリームチーム(もちろんバスケのだ。他の、世界では存在すら知られていないようなスポーツがドリームチームを名乗るのは冒涜的だ)が敗れてしまったが、仮にバスケ日本男子が出場し、全員腹を下しているアメリカを倒した場合、純粋なバスケファンなら喜べるだろうか?おそらく出場国中実力的にはメキシコを含め3弱である日本とナイジェリアの決戦?では内容的にも完敗だったし。もしスウェーデンの調子が普通だったら国内の論調はどうだったのだろう。シドニー金メダルのカメルーン男子同様、ナイジェリアはバックラインを極端に高く押し上げるスタイル。「上がりすぎず、下がりすぎず」ではなく、高ければ高いほどいい、裏を取られても30mあれば追いつくから、とでも言いたげである。ただ18歳の左CBがさっぱりで、上位陣相手には破綻するだろう。スウェーデンは日本・ナイジェリアと同じ組に入ったことで(本番の)決勝トーナメントに向けた調整をしながら勝つつもりが、予定が狂い、調整ピッチを早めているだろう。スウェーデン−ナイジェリアも楽しみ。なおアジア女王の中国はドイツに0−8で敗れたが、スウェーデンもベストなら、日本やナイジェリアを一瞬で葬り去る力はある。ぜひ好パフォーマンスを発揮してほしい。
|