2004年03月06日(土) |
大阪スーパートレセン |
運命のUAE戦から一夜明けたこの日は元々サンガタウンでのサテライト−ユースを観る予定だった。なのにフロンターレによると全く同じ日にフロン・サテと京都ユースの練習試合を関東で行なうことになっている。何かの間違いか、それともユースのベストメンバーが関東に遠征し、残るメンバーがサテライト戦に臨むのか、とにかくユースの現状でのベストを観られる可能性が低そうなので、観戦を取り止めてのんびり読書に切り替える。
横浜FM−磐田のスーパーカップをテレビでながら観戦。後半横浜が得たPKをよりによって元磐田の奥が決めた辺りで観戦熱が疼き、急遽万博でのトレセン見学に向かう。他に予定がないので車で行く。
道は意外と混んでいたがまあ30分ほどで着きそうだ。万博に行くときには使った試しのなかったカーナビを信号待ちの暇潰しに操作してみる。すると目的地指定には隣の球技場こそあるものの人工芝や天然芝はどこにもない。G大阪の練習見学者はそこそこいると思うんですけど。
先々週に見たときにはピッチの4分の1ほどが剥き出しだった人工芝グラウンドも既に全面張替えが終わっている。今までのものは「人工芝」といっても芝の葉もない、ただの柔らかい床だったが、新しいものは細かい葉っぱがびっしり詰まった、天然芝そっくりのものになっている。光を反射しすぎる以外はほとんど天然芝と見かけは同じである。これならボールテクニックも磨けそう。実にいい。
ここではゲームではなく、大阪のスーパートレセンが行なわれている。小学生が普通のトレセンよりも凄い(スーパーな?)トレセンなどと話していたが、全然違うぞ(笑)。超えているのはレベルではなく、学年の枠。学年別トレセンではなく、色々な世代が集まっているわけだ。15時30頃到着。U−13がミニゲームを行なっている。面白い選手もいたが、この世代はまあ、これから。
16時からU−16が練習開始。結構風が強い。ボール回しをしてからペナ程度の形、つまり横幅の広いグリッドで4対4を行なう。逆サイドを意識したパス回しをテーマにしているようだ。こんなバレバレのサイドチェンジが実戦でどの程度役に立つかは疑問なのだが、指導者もアウトサイドに声を出させて守備の意識を引くことで中央を破る意識も指導している。こういう練習は時間が掛かるものだし、高体連の選手にとっては意識付けされるだけでも重要か。それにしても個々の理解の差は大きい。
やがてタテを短くしたミニゲームを行なう。中盤を緩めに設定してサイドチェンジの効果を大きくしたゲーム。夢中になって観る。気がつくと見学者は私ひとり。適当なところで切り上げる。スーパートレセンは人工芝での練習と近くの松下の保養所での講習が1セットだ。さすがに講習に潜入するわけにはいかないので帰宅。まあのんびりした一日だった。
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