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2003年01月10日(金) |
休日、今日は晴れ/一番怖いのは、誰? |
年末からずっと馬車馬のように仕事をしていたが(大げさ) 事情あって突然次の日から一週間ほど休んでもいいことになった。 冬休みだ〜o(^^)o
実は、10月くらいからまともに休みをとっていなかったので 1日本当に何もしなくていいのはちょっと久しぶりだ。 明日から何をしようと思いつつ布団にはいった。 最近いろいろ悩んでいて疲れていたこともあり、 明日一日は自分を甘やかすことに決めた。 その時、午後10時だった。
目が覚めたら、もう午後2時だった。 時計に「あんたも起こしなさいよ!」と意味のない ツッコミをいれつつ、まだ眠かったのだけど 無理やり起きて居間のこたつに座った。 もう年だから、一度寝ただけじゃ なかなか二か月分の疲れはとれないのだろう。。。
家には誰もいなかった。 こんなに静かで平和なのは久しぶりだなーと 思いつつテレビにスイッチをいれた。 守らないといけない約束がないというのは 本当に気が楽だ。
テレビではあいかわらず北朝鮮の話題をやっていた。 私も結構忙しかったけど、 彼は蓮池さんの名前も知らないほど ニュースを見る暇もなく忙しかったんだよねーと ぼーっと思い出したりしつつテレビを見ていた。 彼からのメールによると、今日も忙しいらしい。
食事をしたらちょっと眠くなった。 また寝ちゃったら今日がすぐ終わってしまう、と思い、 両手で顔をたたいて目を覚ました。 テレビの下に積んであるビデオを見ようかと思ったけど、 もうためすぎて何がなんだかわからなくなっているのでやめた。 DVDレコーダーとかほしいな。。。
テレビを消し、久しぶりにCDをかけた。 音楽を聴きながらおやつをかじりつつ 通販のカタログを見ているうちに さらに眠くなり、ついに横になってしまった。 横になると、ちょうど顔のところにやわらかい日差しがあたった。
あたたかい。。。
あまりの気持ちよさに、目を閉じてしまった。 ジョージ・マイケルの「Jesus to a child」が流れていた。
彼女は僕に微笑みかけた まるで、神様が子供にそうする時のように。。。
神様みたいな微笑みって、どんなんだろう。 きっと、こんな日差しみたいな微笑みなのかな。。。 真っ白い光の中に溶け込んでいくような感覚とともに、 私は眠りに落ちた。
しばらくして目を覚ますと、すっかり日が落ちていた。 よく眠ったせいか、驚くほどすっきりしていた。 すぐに終わってしまってちょっと残念だったけど、 一つも苦しいことがなかったのだから とてもいい一日だったと思えた。
落ち込んでいたことで 励ましのメールがきていたことを思い出し、 もう元気になったと返事を書くことにした。 いっぱい眠って、お日様にあたって、 心配してくれる人にメールを書く。 こんな日をすごせるなんて、なんて幸せ者なんだろう。 (いつものことだけど、私って単純だよなあ。。。(苦笑))
太陽とその人と久しぶりの休日に 心の中でありがとうを言いながら、 メールの返事を書き始めた。
神は死んだなんて、どうか思わないで きみは愛されているんだよ
スピーカーからは「you have been loved」が流れていた。
Aさんは、Bさんから最近相談をうけるようになった。
「メール友達(Cさん)に悩み事の相談してるんですけど、 Cさんが私のことを日記のネタにしてるみたいなんです。 メールを書いた翌日になると、Cさんの日記ページに 私の悩みと似たようなことがからかったような 文体で書いてあるんです」
とはいえ、文章の完全コピーというわけではないので 自分のことかもしれないしそうじゃないかもしれない、という レベルらしい。Aさんは言った。
「本人は違うって言ってるんでしょ?」 「こわいから聞いたこと、ないです。 その人がそういう人だって思いたくないし、 メールでは親身になって聞いてくれてるから。」
私もたまにメール友達のことをネタにするけど、 人から相談された場合のことを書く場合は メールに書いたこととまるっきり同じことを書く。 本人が読者の場合もあるから、 本人にはいえなかったけど、なんて言って 日記で書くのは無意味なことだ。 大部分の人はそんなことしないと思うけど。。。 でも、たまに悪い人っているんだよね。
Aさんは言った。
「一ついい方法があるよ。相手がネタにつかってるか試す方法」 「それ、何ですか?」 「相手の相談メールに一つ、メインの相談にからませた 小さな嘘の話を混ぜるの」 「嘘を?」 「そ。たとえばね。。。」
「私にできるかなあ。。。」 「大丈夫だって。真剣に書けば、きっとばれないよ。 違うって確かめられたら「その悩みはなくなりました」って 言えばいいの。Cさんがそういう人なのかどうか わかればいいんだから。」
数日後。
「やっぱり、ネタにされてたみたい。あの嘘の悩みを すごくバカにして書いてる。」 「そうだったの?ひどーい」 「でも、いいの」 「いい?」
「あの嘘の話を勝手にふくらませて書いてるのを 見ると、おもしろくって。だから、あきるまで 嘘の相談しちゃおーって思ってます。」
「……」
「そのくらいされて、当然だって思いませんか? だって、あの人。親身になってるふりして ずっと私をバカにしてきたんだから。」
「……」
「許せないもの。」
一番怖いのは、誰?
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