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2003年01月07日(火) 前略、かわいそうな私の従兄様へ/いっそのこと

※ 今回、少々内容が陰険です。
  あ、でも少々。。。じゃないかも。(^^;


Kさんは、私の従弟であり、私の母の甥だ。
母と同じ年に生まれたこともあって
仲良しとは言わないまでもよく一緒にいたらしい。

私が一番最後に見た時の彼は
ほっそりした感じのいつも笑っている青年で、
たとえていうなら、春の草原のような感じの人だった。
その頃には、母から伝え聞くような、
地位に固執し、自分の母親を見捨てたという
冷たいいやな感じの人間には思えなかった。

本人が聞いたら怒るかもしれないが、
私は美人だった彼の姉に似ていると言われたことがある。
当時はうれしかったが、
今では私は彼女とは似ても似つかないほど歪んでしまったし、
今の彼女には似たくもない。
このことに関しては、
大人になるというのはこういうことなのだろう、と
変な解釈をしていたりもする。

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Kさん、お元気ですか?

最後にKさんと会ったのはもう十年以上も前になるのでしょうか。
もしかしたら私のことはもう覚えていないかもしれませんね。
私はあなたの叔母であるAの娘です。
そう、あなたの従妹です。
一番最後に会ったときのあなたは、
まだ大学生くらいだったと思いますが、
うわさでは今では大企業の偉い人らしいですね。

久しぶりに連絡をとるというのに
こんなことを言わないといけないのはとても残念なのですが、
今回は、あなたが傷つくかもしれない
手紙を書くことにしました。
もし、そういう話を聞く心構えがないのなら、
この手紙は破って捨ててください。
電話だと強制的に耳にはいってしまうけど、
手紙ならあなたに真実を知る選択肢を与えることが
できると思ったので、このことは手紙で言うのが
一番いいと思いました。




最近、あなたは母に手紙を出したそうですね。
あなたは私の母と年令が近かったせいか
長い期間姉弟のようにすごしていた時期があったそうなので、
あなたの中では今でも母がその当時の、よく回りの人が
母を評価するときに使う「ちょっとおっちょこちょいで
人のいい」人のままなのかもしれません。

でも、少なくとも今の母はそうではありません。
いえ、外では昔のままなのですが
実際の彼女はそうではありません。残念ですが。

私は親戚の話はあまり興味がないので
詳しくは知らないのですが、話の大筋は聞きました。
あなたは、母の姉、つまりKさんのお母さんが
病院に入院が必要だといわれたときに、
「自分とは関係ない」と言って冷たく電話を切ったそうですね。

たぶん母のことですから多少の誇張はあると思うし
そう言ってしまったのが本当だとしても
何か事情があるのだと思います。
でも、母は今ではあなたのことを「姉さんとは
親子の縁を切った息子」としか考えていません。
私はKさんの気持ちを知らないので一方的に
悪いというのはおかしいと思うのですが、
母は常に物事を一面しか見ない人なので
そこにどんな背景があったのかどうかは考えず
ただ「お姉さんがかわいそう」としか考えていないし、
考えられないのです。

あなたは母と姉弟のようにすごしていたかも
しれませんが、お姉さんは母にとっては
母親のような存在だったそうですから、
余計あなたが悪人に見えるのではないかと思います。
しかも、あなたのお母さんは高齢ですしね。
でも、いまさらあなたがどんな気持ちで
そんなことを言ったのかどうか説明したとしても
意味がありません。
母は一度悪いと思った人はずっと悪いと思い続ける人ですし、
お姉さんに問題があるなんて思いもしないでしょう。

だから、あなたがどんなに母を懐かしんだとしても、
昔のよしみで仲良くしてほしいと思ったのだとしても、
かえって関係を悪化させるだけだと思います。
私も、もう母からあなたの悪口を聞きたくありません。
だから、母に手紙を出すのはやめたほうがいいと思います。
母も返事を出すつもりはまったくないようです。

自分の耳で聞かない限り
あなたの意見が正しいかどうか、
どんな背景があるのかわからないので
あなたと対立するつもりはないですが、
関係修復に手を貸すつもりもありません。
でも、せめてあなたがしていることは無駄だと
伝えておくくらいの親切はしておいたほうが
いいかなと思って今回手紙を出すことにしました。

こんなこと、知りたくなかったかもしれませんね。
もしかすると、ほとんど覚えてもいない従妹からの
言葉なんて信頼できないかもしれないですね。
嘘だと思ったら本人に聞いてみてもいいですよ。
この手紙を書いたことが母に知れても、
全然私は怖くありませんから。

私が母の味方をしない理由がもう一つあります。
それは、もし母が年をとって一人になってから入院したら、
私もあなたと同じことを言うと思うからです。
だから、何の理由もなしにそんなことを言うとは
思えなかったのです。
私には、この手紙よりも長くその理由を書くことができます。
きっとあなたも、そうに違いないと思ったから。

長くなりましたが、ここまで読んでくれてありがとう。
どうか、体にお気をつけて。さようなら。

追伸: もし私が私の母を見限ったら、
あなたは私の味方をしてくれますか?
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おめでとう。
私を自分たちの配下におけてうれしいですか?
私はあなたたちの笑顔が見られて最悪の気分です。
ただでさえ寒いのに、家の中で背筋が凍る思いをするなんて
思いませんでしたよ。

まさか、夜中に帰ってきたら、
二人して待ち伏せしてて、私が逃げられないような
状況にされているなんて夢にも思いませんでした。
二人で計画を練るのは楽しかったですか?

とりあえず、身辺整理をしますので、
それがすんだら、





いっそのこと殺してください。


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