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2003年01月06日(月) 二番目以下の友達でもいい/ゆっくりと、友達に戻ろう

あの人にとって、私は一番目にはなれない友達。
出あった順番とかそういうのではない。
その人の一番目の友達が座るべく椅子には
たまたま私のサイズがあわない、それだけなのだ。

そのイスに既に誰かが座っていることもあれば、
イスを勧めてくれても窮屈で座れなかったこともある。
どう見ても誰も座れないだろうと思って
無理やり座ってみても、自分のあちこちが痛くなってしまって
結局席を明け渡さざるを得ないこともあったし、
一時はぴったりあっていても、自分がかわってしまって
次第にあわなくなったこともあった。
その席に座っている人のことをうらやましく思ったことも
あったし、その席にずっと座っていられないことを
くやしく思ったこともあった。

でも、ごく最近になって、相手にあきらかに待遇の差があっても
気にしなくなっている自分にふと気が付いた。
最近知り合いになった人はとても私と境遇が似ているのだけど、
その人は既に友達になりたい人がいた。
前の私ならどうすればこの人の一番になれるのかと
やっきになっていたと思うのだけど、
今はそんな気持ちはまったくない。
卑屈な気持ちは全くなく、かといって無関心なわけでもないのだけど、
むこうが他の人を優先しているのを見ても
ただ「ふーん」と受け流していることに気づいた。

たぶん、わかったからだと思う。
自分の価値は人からどう思われてるかっていう
ことだけで決まるんじゃないんだってことが。
「外からの評価なんてぜんぜん重要じゃない」なんて言わないけど、
他人に自分に対する評価や「居場所」を求めるのをやめたら
あまりそういうことが気にならなくなってきた。

他人にとっては三番目や四番目以下の存在でも、
自分の中で自分が一番ならそれでいい。
他人に一番を追い求めるばかりで、
自分の中で自分が二番目以下になってしまうよりかはそのほうがいい。
前からそう自分に言い聞かせていたつもりだけど、
ようやく気持ちが追いついてきたみたい。

なんだか、楽に生きられるようになった気がした。



……1/6は多分更新できないので明日の分も
書いてしまいました。(^^;
めんどいので今日は質問ボタンはおやすみしますです。
(昨日はじめたばかりじゃん。(苦笑))

と、いいつつちょっとだけ更新。。。






帰ってきた彼。
とても楽しそうに、実家での出来事を話していた。
私がどんな思いをしてたかなんて
聞きもしないんだね。

私があなたの実家での楽しい出来事を
一緒になって楽しんでいると思っているなら大きな勘違い。
あなたが楽しそうに家族の話をするたびに、
深い闇に突き落とされる気分だった。
でも、ただの友達という立場でなら
一緒に楽しめたかもしれない。

来年も同じ思いをしないといけないのなら、
私は、少しずつ、ゆっくりとあなたの「友達」に戻っていこうと思う。
友達からはじまったのだから、もう一度戻れるよね。

楽しかったことを分かち合いたいという気持ちはうれしいけど、
私に「家族の絆」を見せ付けて、いったいどうしたいの?
でも、私と違ってあなたにはいい家族がいるのだから、
一緒にいて楽しいって感じることは
止めることはできないんだよね。

家庭の話題以外では、あなたは本当にいい人だ。
だから、なくしたくない。
だから、ずっと友達でいられるように
少しずつ離れていくのを許してね。


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