- different corner -
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最近、よく眠れるようになった。
この冬になってから、自分の部屋があまりにも寒いので 暖房器具と一緒に寝ているにもかかわらず 寝起きはいつも自分の手足がつめたくて、 寒さで目がさめることが多かった。 でも、いつも溶けるように眠ってしまうので 眠りしなはとりあえず何かがかかっていればよかった。 これはもう、自分の体が自力で温まらなく なってしまったのだと半分あきらめていた。
先日寝に入る前、まだ頭がはっきりしていたので 布団のかけかたを考えなおすことにした。
外から順に、 かけ布団(ベッドから落ちそう)。かけ布団。かけ布団。毛布。かけ布団(裏返し)。
もしかしたら、毛布を一番最初に自分にかければ もっと暖かくなるんじゃないだろうか。
外から順に、 かけ布団(落ちそうなのをなおした)。かけ布団。かけ布団。かけ布団(表になおした)。毛布。
順番をなおし終わる頃には程よく眠くなり、 私は毛布とシーツの間に滑り込んで眠った。 暖房のスイッチはいれなかった。
翌朝。
いつもより二時間多く眠っていることに気づいた。 冷たさで足や腰が痛かったり途中でトイレにおきることもなく、 すっきりと目がさめた。 手足は多少冷たいものの昨日までの死体レベルの冷たさではない。 一番大きな違いは、全身がとても温かかったことだった。
その日から暖房なしでもぐっすり眠れるようになり、 布団をかければいいってもんじゃないんだなあと しみじみ思った。
不満を感じたときは、 今の環境を見直すことも大事だなと思った。
私の母は、とにかく人がほしいと思っているものと 少し違うものを買ってくるのが。。。上手だ。(苦笑) 特技といっても過言ではないかもしれない。
コーンスープが飲みたいと思っているとポタージュを買ってくる。 白味噌がほしいと思っていると赤味噌を買ってくる。 暖かいお茶がほしいと思っていると冷たいお茶。 乾燥ブルーベリーがほしいと思っていると乾燥プルーン。 りんごがほしいと思っているとみかん。 みかんがほしいと思っているとレモン。
なんでこっちにしたの、と頼むとたいてい 「ほしかったから」「おいしそうだったから」という 答えがかえってくる。 これはもう、好みの問題なのだから 本当に欲しい物は自分で買ってくるしかないなと思い、 ほしいもののパッケージそのものが手渡せない場合は 頼みごとはしないことにし、半分あきらめていた。
しかし先日、他の人に対しても同じことを しているのを見た。
父も、「こういう味付けにしてくれ」と母に頼んだのを 素材は一緒ではあるがまったく違う味付けにされて怒っていた。 母が従妹夫婦にお歳暮を贈ろうとしていた時に 電話の会話をたまたま聞いていたら、 あきらかにむこうがいらなそうな反応をした物を 喜んで贈ろうとしているのを知った。
相手の要望とか関係なしに 自分のいいと思ったものしか耳にはいってないのだ。 でも、うちの母は実は人にプレゼントするのが好きで よく何かを買っては人にあげている。 他の人は大丈夫なんだろうか。
いらないものを押し付けてくるオバさんというのは 朝の主婦向け番組に出てきそうだけど。。。 あれがうちの母じゃないといいなあ。
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