皇帝の日記
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2011年07月06日(水) コペンハーゲン2

さて、時差から朝早く、空腹で起きてしまった。
そして、朝は4時前から空が薄ら明るい。
とりあえずシャワーでも浴びましょうかね、と思ったら、お湯が出ない。
う・・・。
フロントに電話してみると「お湯は出ない。何故なら大雨が降ったので、市全体の上水道にダメージが有り、いつ通常の状態に戻るのかわからない」とのこと。
がーん。

・・・まあいいか。
そう、我らはデンマークだのヨーロッパだの、洒落た事を言っているけれど、元を辿ると中国留学仲間。
(場所と時期は違うが)
垢にまみれたり、水が出なかったり、ガスが漏れたり、ガラスが割れたり、なんかが破裂したりするようなトラブルでは、びくともしないのである。
むしろデフォルトでトラブルが無いと、落ち着かないんでございます。

しかも、市全体でお湯がでないんだったら、他の人皆シャワー使ってないわけで。
少しくらいべたついた頭が、何だというのだ。
さあ出かけよう。

というわけで、ホテルの地下で朝食をいただく。
パンとハム、チーズ、シリアルだけの簡単な食事が用意されているのだよ。
時差でお腹がすいて起床すると言う、(妊婦には)大変辛い思いをしたので、明日の朝の為にパンを一個失敬する。
そういえば、卒業旅行でも毎朝パンをホテルから失敬していたわ。
それは単に昼の食費を浮かせる為にだったけど。

そして、朝は観光センターへ。
ここで、コペンハーゲン市内の公共乗り物や、美術館、城への入場料が一括で安くなるコペンハーゲンカードを手に入れたいのだ。
これは、物価の高い北欧でとっても有効な節約術。
旅人は必ずやご利用ください。
一日有効の24時間カードと、三日間有効の72時間カードがあるので、旅程を考えて賢く利用したい。
で、明日はハルコさんはバルセロナに行くと言っているので、今日カードを買うのはちっと無駄か、という話になり。
この日はお買い物をメインに、ストロイエという歩行者天国の制覇に費やす事にした。

ストロイエという通りは、商店やレストランが並んでいて、地元の人や観光客がぞろぞろ練り歩いているのですよ。
ねりねり。
しかし、商店はだいたい10時にならないと開かないので、のんびりと広場で炭酸水を飲みながらオープンを待つ。
一応妊婦なので、コーヒーは一日二杯までと決めているのだ。
そして、北欧は何故かお水が高い。
ただの水に500円も払うのが惜しいので、せめて炭酸水などにしてみた。
シュワシュワ。

聖母教会など、ストロイエ附近の教会をジロジロ観つつ、地球の迷い方に出ているショップに行ってみるも、ノルウエー旅行時の古い情報だからなのか、それとも店の移り変わりが激しいのか、全くお店が見つからず。
まあ、代わりの店が入っていたりするので、のんびりウインドウショッピングと決め込んでいたわけですよ。

レゴストアを見つけたので、入ってみる。
レゴはデンマークが発明した、偉大なおもちゃ。
自分でオリジナルのレゴ人形が作れるコーナーなどがあり、子どもをグイグイ押しのけながらイサムレゴを作るなどした。
子どもらも、容赦なく妊婦の腹を押しのけまくる。
なんと危険な遊戯。

そして、ここで大変な事に気がついてしまった。
妊婦疲れる。
というか、身体がやたらめったら重いので、足の裏が痛いのだ。
「身重」という言葉が、やけに身にしみました。
重い・・・。

そして、聖霊教会にてコーヒーを飲んで一休み。
ふう。
超疲れた。
そろそろお昼だわ。
妊婦はトイレも近い。
レストランに入って、トイレに行かねば。

とか言いながら、また二軒程お買い物をして、シルバーアクセサリーを購入。
なんでしょう、他のものは高いのに、アクセサリー類はリーズナブルなお値段なのだ。
不思議。
そしてセール時期なので、40%オフとかになってて、更にお求め易く。
ルンルン。

適当な喫茶店でお昼を食べていると、ジャズを奏でながら通り過ぎる一団に遭遇。
コペンハーゲンではジャズフィスティバルが催されており、滞在中色んな所でジャズを聴く事が出来た。
ラッキーよね。

それから、言わずとしれたデンマークブランド、ジョージ・ジェンセンをジロジロ。
とてつもなくアヴァンギャルドな変な指輪を購入。
旅の勢い恐るべし。
もちろん、買い物の度に免税書類をもらいますよー。

単に撤退した店舗も沢山あったけれど、大雨の被害で閉まっているお店もチラホラ。
古い街で、古い建物のまま営業している為に、半地下だったりして水害を受け易いのだ。

さて、さすがに元気満々なハルコさんに対し、もう大分足がヨイヨイになってしまった妊婦。
む、無念。
申し訳ない。
買い物好きには見逃せない、スーパーやデパートなどの大物がまだまだ残っているのだが。
デパートのイルム、マガシンでは、ハルコさんが買い物をしている間、売り物の椅子に腰掛けて充電していました。
ジリジリ。
だって、まだ行きたい所があるのだもの。
充電充電。

その後、ニューハウンへ。
ニューハウンは、可愛い家が建ち並ぶ、マリーナ。
船が出入りしております。
そして、レストラン街でもある。
適当な所でお茶にいたしましょう、とウロウロ。

日本人が経営するというお土産屋さんにも行ったが、なんだかアレがアレで、居心地が最高に悪く、さっさと出たかった。
出たかったのだが、親切っぽそうな不親切な店主に捕まってしまい、今回の水害について、聞いても居ないのにやたらに情報をくれ、ホテルを出ろだの色々強要されて、逃げるように出て来たのであった。
本当にね、親切心からなんだろうけど、放っておいて下さいね。

さて、夕飯には早いので、リンゴジュースを飲んで一休みして、マリーナを散歩する地元民を観察。
ウエイターさんはまたしてもイケメン。
道行く人々は子どもを連れている人が多く、それぞれ3人以上引き連れて、更に妊婦、という組み合わせ。
すごいな。
養育費というか、教育費や医療費が完全に無料なんだそうで、いくら産んでも仕事を辞める必要も無ければ、路頭に迷う事も無いんだとか。
そして、子どもが野放し。
騒ぐし泣くし。
でも誰も一向に気にする感じがない。
騒ぐのが良いとは言えないが、寛容なのは良いね。
気が楽。

さて、元来た道を戻りながら、お湯が出ない長期戦に備え、洗面器を探しながら歩く。
洗面器があれば、お湯をポットで沸かして頭洗えるでしょ。
洗面器があれば、たいていの事は出来ますよ。
それが中国クオリティ。
しかし、良い感じの洗面器が見当たらず。
観光地なので、洗面器が無いのか。
お洒落な北欧デザインの器ばかり。

洗面器は諦め、パスタ屋さんで夕食。
トイレを借りたら、男女の区別が「H」「M」と表記してあって、うーんと悩んだが、多分Mが女性なんじゃないかな?と当りをつけて突入。
Mが女性で正解でした。

とことこ歩いてホテルに戻ると、なんとお湯が出た!
良かった、洗面器買わなくて。

自分が思ったより歩けない事に愕然とした日でありましたが、明日はハルコさんがいないので、のんびりと休む事に決めて寝ましたよ。


皇帝