皇帝の日記
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時差のため、早起きです。 まだ暗いうちからもっさーと起きて来ます。
そして、ジャバ夫さんが火山見学ツアーに出る日なので、よりいっそう早起き。 火山見学ツアーは5時間のツアーと10時間のツアーがあり、どちらもイサムさんには耐えられそうにないので、二日に分かれて交代で行く事にしたのだ。 で、大晦日(時差があるので、日本では元旦)はジャバ夫さんのターン。 6時出発の5時間ツアー。 いってらっしゃい。
と、送り出して、父とイサムさんと一緒にホテルの朝ご飯を食べに行く。 朝早く起きると、のんびりできて良い。 だからといって、帰国後も早起きするかと言うと、そんなことはないけど(きりっ
イサムさんを庭に走らせておきながら、のんびりバイキング。 すると、隣のテーブルから女の子が走り出て行った。 そして、イサムさんに猛烈アピール。 イサムさんの周りを、クルクルと自転しながら公転。 どんだけイサムさんと遊びたいのか。 イサムさんはモジモジ君。
やがて、二人でちょっと坂になった芝生を転がったり走ったりして、一定の距離を保ちながらも遊び始めた。 おお。 逆ナンパに成功。
こういう時、女の子の親と言うのはやはり心配らしく、隣のテーブルのお父さんがこちらをチラチラと確認してくる。 うちの娘と付き合ってる男は、一体何者だ、という事ですね。 お父さんが言うには、女の子は3歳だそうで、まだ走れない弟君が16ヶ月。 その後も、ホテルで再会する度に、イサムさんを追いかけ回す女の子でありました。 モテ期が今来ていいのか、イサム。
さて、9時からホテルのサービスで、ヒストリカル・ツアーをする、と聞いたので、時間通りにカルチャー・センターへ集合したが、誰もいない。 というか、センターのドアが開いていない。 どういうこっちゃ。 と、困っていると、通りがかりのホテルの人が「30分後に来てみたら開いてるかも」とのこと。 9時集合なのに、9時30分にならないとドアが開かないとは。 とんだハワイ時間だぜ。
仕方が無いので、ロビーでダラダラしていたら、10分後くらいにおじさんが来た。 で、「あのー今日はヒストリカル・ツアーってやるんでしょうかあ〜」とおずおずと入って行くと「おお、来る人がいるなんて!ウエルカム!あろは〜」 という微妙な歓迎(?)
ビーチ沿いを歩きながら、ハワイ島の歴史のお話をしてくれるツアーなのだ。 大晦日に勤勉にそんな活動に参加する人は、どうやらいないらしい。 というわけで、我らだけで出発。
カメハメハ大王の使った港(というか、カヌーでやって来る浜)とか、昔ながらの魚の養殖(海水を魚と一緒に溜めてあるだけ)なんかを見ながら、のんびりと歩く・・・。
わけない。
イサムさんが大人しく歩くわけなーい。 道の石を拾いたがったり、座り込みたがったり、別の方向に行きたがったり。 てんやわんやしながら、ほとんど皇帝が抱っこしたり横抱きにしたり引きずったりしながら、ようやく前進していたけれど、30分くらいでギブアップ。 も、もう駄目です。 無念。 おじさんに謝って、すいませんがツアーはここで離脱します。 おじさんは「いいよいいよ」と良いながら、先へ歩いて行きました。 唯一のツアー客が居なくなっても、一応コースはコンプリートする気らしい。 すいませぬ。 がく。
もーしょうがないねえ、イサムさんは。 と海岸を歩いてホテルへ戻って行く途中、砂浜に座り込んで動かないイサムさん。 海へザバザバ入って行くイサムさん。 あーもー。 結局、そのまま海水浴へグダグダとなだれ込む一行。 海からテコでも上がらないイサムさんを、半パンの皇帝が足だけ海に浸けて見守り。 父が水着に着替えに行って、その後皇帝が入れ替わりに着替えに行って、イサムさんの水着を持って来ると言う作戦。 イサムさん、ハワイ島で一瞬ヌードになる。 大自然ですね。 しかし、アメリカは日本より赤子の裸にうるさいので、さっさと着替えていただきます。
お昼をビーチハウスで食べて、それから午後に水彩画教室があるというので、父にイサムさんを任せて行ってみた。 絵を売り歩くおばさんが、ついでに水彩画の個人指導をしていた。 やっぱり、大晦日に絵を習おうと言う勤勉な人が皇帝しか居なくて、一人でウミガメを描きはじめる。 ビーチで描いているので、色んな人が覗き見に来て「頑張れ頑張れ」と応援して行ってくれる。 うーん頑張るけど・・・。 凝ってしまい、二時間も絵を描いていた。 ひ、日に焼ける。
描いているうちに、私も!と参加して来た双子の女の子も加わり、そのお姉さんもやって来たりして、徐々にクラスが賑やかになった所で終了。 先生のご指導により、上手に描けたと思う。 満足してもどると、イサムさんはビーチの長椅子でお昼寝中。
この日は一日中ビーチでダラダラして、やがて夕方、ホテルのカウントダウンパーティーに予約していたので、ジャバ夫さんが帰るのを待たずに会場へ。 これもバイキング方式の夕飯。 すると、父が「阿部さんがいる」と言うので、どこの知り合いがいるのかと思ったら、阿部元総理だった。 こんなにもテレビで見る通りの顔の人、初めて。
あと気になったのは、斜め向こうのテーブルのおばさん(と思ったら、おばあちゃんだった)が高速で貧乏揺すりをしており、しかもそれを2時間ぶっ続けていたのだが。 話を聞いていると、どうもその貧乏揺すりこそが彼女のフィットネスであり、足首を細く保つ秘訣であり、それ故この年でなおミニスカートが履けるんだとか。 でも・・・その自慢の足をパーティーという見せ場で、目に見えない早さで揺すってちゃ駄目じゃんか。
テーブルには、ハッピーニューイヤーのプリントがそこここに書かれたパーティーグッズが置かれていて、浮かれ気分を高めようとしている。 紙でできたシルクハットととか、2011の形の眼鏡とか、ピーピー鳴る風船とか。 残念ながら、阿部さんのテーブルはそういうグッズには興味ないらしく、浮かれた様子は見られませんでした。
皇帝が全力で浮かれていると、ジャバ夫さんが帰って来た。 ラッキーな事に、溶岩の流れる所が見れたとか。 それを見に行って、ちょっと遅くなったんだって。 良いなあ。 などと言いながらご飯を食べていると、イサムさんが眠くなって暴れだした。
そして、おじいちゃんに連れられて退場。 ありがとう父。 カウントダウンパーティーなのに、夕方に退場って。 すまん。 せめて父の分まで楽しもうじゃないか。
だがしかし、我々も眠い。 日付の変わる12時に花火が上がるんだけど、それまで起きていられそうにない。 どうしたもんかあ。 と、プールサイドの長椅子に寝そべり、仮眠。 再び起きると、会場はビーチへ移動しており、バンドが演奏して皆ビーチで裸足で踊りまくっていた。 わーっと我らもビーチへ出て行き、二曲程踊ってまた仮眠。 ぐう。 だって、ロスだと2時だもの。
花火前に起きて、カウントダウン。 そして、花火。
もうね、すごいのよ。 距離がほぼ0。 目の前で、ボンボンボンボンボンボン上がっちゃうのよ。 音もすごいけど、頭の上に落ちて来るんじゃないかっていう。 スペクタクルやわ〜。 感動した。
でも、来年から自然保護の立場で、ハワイ島では個人花火が禁止になるのだそうな。 だからもうホテルでは見れない。 良い経験だった。
翌日父に聞いたら、ホテルの部屋の中でもすごい音だったらしく、イサムさんも一度起きてしまったんだとか。 なんとか添い寝でまた眠りに戻らせたそうで。 ・・・すいません。 しかし、楽しかったっす。
続く。
皇帝

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