凪の日々
■引きこもり専業主婦の子育て愚痴日記■
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いや、勿論悪いのは私だ。 アユムをほっといて一人昼寝してしまった私の怠惰さのせいだ。
でもでも、その日はアイの小学校の参観で、梅雨の中休みだかの晴天というか猛暑で、炎天下の校庭で汗をダラダラ流しながら、暑さと紫外線と戦いつつ、校庭で群れて騒いで暴れまくる小学生達の参観という名の監視役をやって猛烈に疲れていたのだ。
参観と言っても通常の参観日ではなくて、保護者の皆様でご協力できる方がいらっしゃれば是非、という自由意志の参観で、いつものごとく無視しようと思っていたら、アイが「おかあさん来て」ときかなくて。
通常の参観も苦痛なのに、なんで自由参観に好き好んでいかなきゃいけないんだ…と渋りつつも、アイの気持ちを考えたら(どういう気持ちかわからないけれど)仕方なく重い足を運んだわけで。
そして前記のごとく、暑さとジリジリ焦げ付くような紫外線と戦いつつ子ども達の監視をし、何人かの保護者の人と当たり障りの無い話をしつつなんとかやりすごし。 幸い二人程、懇談会で顔なじみの人がいたのでかなり助かったけれど、何が嫌かってこの当たり障りの無い世間話を無難にこなす、というのが一番の苦痛なのだ。 でもその世間話をする相手を見つけるのもかなり辛く、かといって周囲が楽しそうに話しているのに一人ぽつんといるのも思いっきり辛い。 結局何をどうしようと協調性のない私にとっては参観は辛い修行の時間なのだ。 でも修行だから耐えなきゃね、と訳の分からない事を己に言い聞かせつつ、なんとか終えて自宅に帰りついた時はもうアユムのお迎えの時間。 力尽きてヘロヘロになりながら、なんとかアユムを連れ帰り、着替えとおやつをすませると、「ごめん、アイが帰ってくるまでちょっとお昼寝させて」と爆睡してしまった。
「ただいまー」というアユムの声で飛び起きた私。 ただいまって。あんたどこに行ってたというの!!! 聞くと、退屈だったので、キックボードに乗って一人で近所の公園まで行ったそうだ。 誰も居なかったので帰ってきたけれど、●ちゃんのお母さんにあったから、一緒にオハナシしてきた、との事。 !!!!昼下がりの公園って小学生が帰ってくるまでの間はエアポケットのように人がいないのに!! 居るのはそれこそベンチでタバコすって寝そべっているおじさんくらいなのに!!! そんなところに五歳児が一人で!!!!しかも道路も渡って!!!!キックボードで!!!!
五歳児とはいえ、アユムは体格がいいので小学生にしか見られない。 だって身長すでに115cm。体重20kg。アイが小2の時のサイズだ。 なのに中身は五歳児だから、いくらでもかどわかせるってもので。 しかもその公園、ナイフを持った不審者が出たとかいう情報を今日小学校で聞いてきたばかりだったのに!!!
もう腰が抜ける思いでした。
いや、私が悪いんですけどね。 昼寝してる間に子どもが行方不明にでもなったらとんでもない馬鹿親です。はい。 でも今日はもう心底身も心も小学校で疲れ果ててしまっていたんでどうしようもなかったんです。 言い訳ですねはい。すみません。
とりあえず、アユムには「お友達(全員小1)は宿題すませてからしか遊べないから、四時前に公園に行っても誰もいないの。公園に行く時はピンポンしてお友達呼んでから、お友達と一緒にでないと行っちゃダメ。一人で行くと知らない人に遠いところに連れて行かれてお家に帰って来れなくなるからね!」と言い聞かせました。
それと、アユムが帰ってきてからは、何があっても寝てはいけない、と自分に言い聞かせました。はい。 それが基本っていうか、常識なんだよね。猛省。嘆息。
暁
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