凪の日々
■引きこもり専業主婦の子育て愚痴日記■
もくじ|前の日|次の日
子2の両足に湿疹のようなものが出て、かゆがるので近所の皮膚科兼用?の外科に行ってみた。 行ってみて初めて入院設備のある個人病院と知った。 この時点でちと不安が。 だいたい看板に外科内科皮膚科って表記してある病院ってのでかなり不安はあったんだけど、とにかく近いので便利かなぁと行ってみたんだが。
入ると待ち患者さんが誰もいない。 また不安が。 呼ばれて診察室に入るとお爺さんの医者。 またまた不安が。 「いつから」 「どれくらいかゆがるの」 ルーぺで足を見つつ簡単な質問の後、「じゃ、隣に行って」 隣に?と思いつつ行くと、ベッドに横になってなんの説明もなくいきなり赤い光をあてられる。 「あの、これはなんの効果があるんでしょう?」と看護師のおばさんに聞くと、「なんの光か聞いてますけど」と隣の部屋のお爺さん先生に聞きに行く。 おいおい。 「赤外線です」 「いや、だから効果を」 「待って下さい」 また隣に聞きに行く。 「炎症とカユミを抑えるそうです」 はぁ。そうなんだ。
10分程光を浴びた後、「じゃ、また痒くなったら光をあてに来て下さい」と看護師のおばさん。は? 出ると同時に受付に呼ばれ、「こちらが飲み薬、一日三回飲んで下さい。それと塗り薬です」 えっと、あの、薬の説明は? それ以前に診断結果は? 「かゆみで飲み薬ってなんの薬なんでしょう?」 受付のおばさんは不思議そうな表情をして「ちょっとお待ち下さい」と後ろのついたての向こうのお爺さん医者に聞きに行く。 「かゆみ止めと炎症止めだそうです」 「塗り薬は」 「かゆみ止めと炎症止めだそうです」 全部それなのね。 当然なのかな。 「あの、結局なんだったんでしょう?」 「は?」 「あの、だから、食べ物とか体質というか、体の中から来るものか、服とかかぶれとか、体の外からのものなのか、それだけでも聞いておかないと薬飲んでも同じことを繰り返すかもしれないわけですよね?」 おばさんはこれまたなに言い出すんだろうこのオンナはみたいな不審そうな顔をして「かゆみと炎症を抑えながら原因を探していくわけで」とよく分からない説明。 結局原因は分からないから症状を抑える薬だけ出してダラダラと通院する事にしてくれって事か。 先の無い老人相手ならその治療法で良いんだろうけど、子供相手の治療法じゃないよね。 家に帰って薬を見ると、懐かしい包装。 うわぁ何年ぶりだろうこんな紙に包まれた薬。 そもそも処方箋を持って薬局に行かなくても病院の受付でそのままもらえるってのも久しぶりの体験。 そういえば薬の名前が明記されないというか、教えてもらってないってのも昭和ちっく。 薬の名前を知らずに飲むのって勇気が要るようになっている自分にちょっと驚く。
やっぱりと思ったのは領収書をこちらが言わないとくれなかった事。 渡してくれたのは金額欄に手書きの領収書。 言わないと絶対くれなかっただろうな受付のおばさん。 いやぁもう二度と行かないです。 あやしすぎ。 患者に一切説明しない医者ってやっぱり不安と不審感しか与えないよね。
暁
|