凪の日々



■引きこもり専業主婦の子育て愚痴日記■

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2005年09月27日(火) 衣替え

だいぶ涼しくなってきたので子供達の秋冬物をぼちぼち引っ張り出しては洗濯している。
試しにアイに着せてみると、春には膝下だったスカートが膝上になっている。
袖は短くなり、見るからにつんつるてんというのか、ちんちくりんというのか、妙。
うわー子供ってこんなにあっというまに成長しちゃうのねーと感慨に耽る前に、うわーしまった着る服がないじゃんーと頭を抱える母。
もうちょっと感動しようよ私。焦るんじゃなくて。

アユムの服も、サイズ90はモノによっては小さくてヘンなのもある。
これは着れるけど、これは無理っぽいなぁ…と選別しながら整理。
アイの着られなくなった服は別のところへしまって、アユムの着られなくなった服はさっさとゴミ袋へ。
アユムの服はアイのお下がりがほとんどなので、もう充分元は取れている。
捨てるのになんの躊躇も無い。
もうちょっと未練がましく悩めよ私。
でもこの狭い家じゃ捨てなきゃ締まっておくところが無いもの。

最後に私の服の整理。
あぁもう仕事してた時の服なんか要らないよね。
明らかに流行おくれだもの。軽く7年たってるわけだし。
もうこの色は着れない歳だ。もうこんなミニは着れないし。
どんどん捨てる。もうこんな服を着る時代はとうにすぎたんだ。
今の私には、カジュアルな動きやすい服しか要らないんだし。
働いていた頃の思い出。それなりに楽しかった職場。
仕事帰りのカラオケ。飲み会。
定時の日は映画を観に行ったりライブに走ったり。
ぶらぶらと帰り道にウインドウショッピングして気に入ったブラウスを見つけて買ったり。
残業の時「悪いね」といつもケーキを差し入れしてくれたあの人はどうしているんだろう。

どんどんゴミ袋に捨てる。
子供の服に思いいれがなく、自分の服にばかりあれこれ思い出が甦るのは、やっぱり私が自分勝手で薄情な母親だからだろうか。
だって、子供の服から甦る記憶って、楽しいものが全然無いんだもの。
いつも、しんどかった事しか。
それもいつか良い思い出になるんだろうけど、まだ、育児が進行形の今は良い思い出になるはずも無く。

どうでもいいや。どんどん捨てる。
勿体無い、リサイクルすれば、この可愛い柄の子供服なんかはぎれとして利用すれば、いや、もうどうでもいい、捨てろ、捨てろ。
終わった事だ。過ぎた事だ。どうせもう着る事も無いのだ。





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