凪の日々



■引きこもり専業主婦の子育て愚痴日記■

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2005年08月03日(水)

最近アイが「耳が痛い」というようになった。
中耳炎か何かかしら…と痛む場所を聞くと、耳の奥ではなく手前。
「ここ?」と押さえると「そこ」と言う。
場所は、以前手術した場所。

アイは「副耳」という生まれつきの奇形だった。
本来あるはずの無いそこにはしっかり骨もあり、産毛も生えていた。
手術は全身麻酔になるのでもう少し大きくなってからがいいでしょう、という事で、三歳になる前に手術して取り除いた。
でも、完璧に、ではなかった。
「このくらいならそう気にはならないだろう」程度に、取り除いたので、厳密にはまだいらない骨がある。
よく見ると耳も「なんかヘンだな?」と思う人は思うかもしれないという程度。
そこまで取り除くと結構手術として大きなものになるので、目立たない程度で良いだろう、と妥協したのだった。

あの骨が、成長と共にどうかなってきたんだろうか。
耳の機能的にはなんの問題も無いという話だったから、その点は大丈夫だろうけど。
どうなんだろう。耳鼻科を受けるべきなのか、形成外科を受けるべきなのか。
赤ん坊の時だったので、最初は新生児科を受け、耳鼻科を受け、最終的には形成外科を受けたんだったけど。
痛みがこの副耳のせいだとしたら形成外科だけど、違う病気だとしたら耳鼻科だろうし。
手術を受けた病院は耳鼻科が無い。
形成外科と耳鼻科が一緒の病院を探すが見つからない。
仕方ない。
とりあえず、手術してもらった病院の形成外科で見てもらって、そこで分からなかったら以前行った耳鼻科の医院に行こうか。
副耳の痛みだとしたら、ひょっとしたらまた骨を取り除く手術という話になるのかもしれない。

帰宅した夫に、「アイの耳の痛みの件だけど」と切り出すと「病院行ったの?」と即座に切り返される。
「いや、まだ。明日行こうと思うんだけど…」と続けようとしたら「じゃ、行って」とこれまた即座に切り返され、「耳鼻科にしようか形成外科にしようかちょっと悩んでて」という言葉を続けられなかった。

痛がるならさっさと病院に連れて行って診てもらえ。
でなきゃ何も分からないし、と言うわけだよね。
その病院も、どこの病院がいいかとか、何科を受診すれば良いのかとか、何も考えてないんだろう。
単純に「耳が痛い=耳鼻科」とでも思っているんだろう。
アイの痛む箇所がどこか、とか、どういう痛みなのか、とか、それによって受ける科も考えなきゃいけないんだ、とか、そういうのは私の仕事であって、夫には無関係なわけだよね。
だいたい夫には形成外科と整形外科の区別もついていないだろうし。
それも結局私が一人で病院から何から調べて決めたんだったし。

いいさ。再手術になっても、アユムも一緒に連れて行って一緒に病院に泊り込めばいいんだ。
夫は仕事さえして、生活費だけ稼いでくれれば。
家庭の事や育児の事を夫に相談する必要はないんだから。


今日は病院へ連れて行こう…と思っていたが、朝起きたアイは起きるなり「今日は痛くないよ」と言ってきた。
ってことは、結構痛かったのかな。
とりあえず、痛みが引いたのなら、様子をみていよう。
杞憂でありますよう。






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